ミセスローゼンの道後日記

筆洗ひ壁に干したる雨月かな



小学校以来初めてのマイ筆。

今月の山梨かたつむり句会の席題は「月」だった。来月は「楓」。楓という字を見ると今でも胸が疼く。遠い昔の話だけど、三人目の娘を流産する前に「楓子」と名づけた。一人目のミーちゃんは、樹木の幹の「幹子」。二人目まあちゃんは、真木柱の真木子。三人目は楓子と書いて「ふうこ」と読ませるつもりであった。楓子が生まれていたら、今の私はこうして居なかったかもしれん。真っ赤に色づいた楓の木を見ると、他の木よりも格段と懐かしいのは、楓子を感じるせいかな。今年も逢えたね、ふうちゃん。
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