どんな後悔かと言うと、この俳聖殿に見えている黄色い帯のような物、これが実は、今年の芭蕉翁献詠俳句特選者の名前だった!知らなんだ。すぐ下まで行き、格子戸の奥の芭蕉像を撮影したのに、
上を見上げることをしなかった。てっきり寄進者のご芳名かと思い込んでいた。後で月見御膳の夕餐の席で隣に座った別の特選者に写真を見せられ愕然とした。その方はちゃんと接写しておられた。見せて、見せて、とよく見たが、私の名前は見えなかった。ご自分の名前の所を接写されてたから。誰を責める事も出来ん。注意力散漫な私が悪い。写真に撮れなくても、せめて一目見たかった。