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ミセスローゼンの上人坂日記

あの世にも夏の来るらむ竹落葉

昨日は石手寺の花祭。晩春の最高のお天気。ニックも小さな仏様に甘茶をかけた。







今日は選挙の日。午前も午後もチェロクラスの生徒が来るので、夕方投票に行くとしよう。ちゃんと新聞で一人一人の声明を読んで決めてある。







「句集野路菊より」

 雛御殿昭和五年と記されいる 信野

  手作りの雛八十年を共に生き 同

一句目は、母の生年。父が昭和三年。草田男の『降る雪や明治は遠くなりにけり』の句が今とてもよく鑑賞できる。

 夏草や昭和も遠くなりにけり 朗善


二句目。この句集「野路菊」をつくったのが母八十二歳。一つ言えば、“手作りの”は散文的? 手彫なる、でもいいかな。






























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