私とニックが山中湖村に住んでいる時、富士吉田市のグループが核となって始まった「かたつむり句会」。最初は、私の通うバレエスタジオで、美人歯科医に「夏井先生の妹のローゼンさん? プレバト見てます!」と声をかけられたのがきっかけだった。その後、彼女の友達の薬剤師さん達が俳句を習いたいです、と声をかけてくれた。声をかけなければ生まれない縁がある。だから私も、伊月庵の前でウロウロしていた謎の三人組に声をかけてみた。
「いつき組の組員さん?」
「いいえ、小学校の教員仲間です。俳句の勉強中です。」
その情熱にほだされて、かたつむり句会にお誘いした。以来、上人坂伊月庵で他の先生方と俳句研修を時々されている。暑い中をお疲れ様です。こんな先生と俳句を学べる生徒さんはハッピーだね!
かたつむり句会は、月に一度のネット句会。毎回出欠確認して、忙しい人は休む。真面目にやるが、無理をしない。楽しみながら、高みを目指す。目標は、一句一遊金曜日。私もたった一回の「天そば」以来、数回(別俳号で)金曜に読まれた経験しかない。かたつむりのメンバーが金天取ったらめちゃくちゃ嬉しいよ。先は長い。ゆっくり歩もう。