ミセスローゼンの道後日記

革靴のやはらかく踏む杉落葉


髭を伸ばしてる。いつまで続くか。

髭と言えば、ハイフェッツの有名な髭嫌いの話。
ハイフェッツは、生徒がひげを生やすのを憎んだ。ピアティゴルスキー門下のニックの先輩ラリーがひげを生やしたら、ハイフェッツは口を聞かなくなった。室内楽のクラスにも呼ばれなくなった。道ですれ違っても透明人間のように無視された。懲りたラリーが髭を剃ってきたら、ハイフェッツ先生は何事もなかったように、「やあラリー、元気にしてたかい?」と挨拶したそうだ。
その理由は、生意気だから。ハイフェッツの師匠のレオポルト・アワーが髭を蓄えていた。大家だけが髭を生やすにふさわしい。生徒などが生やすのは以ての外だと考えていたらしい。
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