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酒とROCKの日々

Rockと日本酒を愛するオヤジのDIMEで落とした音源等の紹介など。

ジェフ・ベック

2005-03-10 | Music
ジェフ・ベックの紙ジャケも1月と2月にエピック移籍後
の《ラフ・アンド・レディ》から《ギターショップ》までの
10Wが発売されました。

 

中学~高校生の頃よく聴いたジェフ・ベックですが、今回
は《ラフ・アンド・レディ》から《ワイアード》まで6枚
購入しました。実際聴いてみるとデジタル・リマスタリング
されているせいか、レコードで聴くよりも全体的にベースの
音がクリアーに聴こえます。音以外のことをいえば“帯”
が当時のものを忠実に再現されていてルックス面でも楽しま
せてくれます。


“弧高のギタリスト”などと形容される彼ですが、エピッ
ク移籍後のアルバムを通して聴いてみると、アルバム2枚
ごとにその音楽性を大きく変化させていることに気が付きます。
ジェフ・ベック・グループの2枚はソウルフルでブルージー
なR&R、BBAの2枚では、まるでクリームを意識したような骨
太なハードロックを展開させていますし、打って変わって次作
の《ブロウ・バイ・ブロウ》《ワイアード》ではクロスオーバ
ーな“ジャズ・ロック”を聴かせて当時かなり驚いた記憶が
あります。当然バックメンバーも2枚ごとに全てチェンジして
います。


お勧めは...   もちろん全てのアルバムです。

バッドフィンガー

2005-03-09 | Music
 先月、バッドフィンガーの紙ジャケが初回限定で発売されました。
バッドフィンガーはビートルズの設立した「アップルレーベル」
より1969年にデビューした4人組。
当時ビートルズの弟分として紹介されポール・マッカートニーは
曲を提供、ジョージ・ハリスンも数曲プロデュースするなどデビ
ューから中盤までは順調に活動しますが、後半は悪徳マネージャ
ーに食い物にされ、4人のメンバーのうち2人も自殺するなど、
悲劇的な最後をむかえてしまう、そんな悲しいグループです。
それ故、アップテンポの曲も今聞くと何故か物悲しさを感じます。


5枚とも素晴らしい出来なのですが、「恋の嵐」「ウイズアウト
・ユー」の入った《ノー・ダイス》、「デイ・アフター・デイ」
の入った《ストレート・アップ》が特にお勧めです。