Happy sprout / 幸福の芽 蓮みろく3

心の時代へのパラダイムシフト、ひふみ神示(日月)や古史古伝と共にみろくの世に向かって

心の時代を生きる 三諦円融

2023-03-28 21:33:00 | God
長年の私の研究について掲載します。
三諦円融を知り、菩薩の境地について図式化したものです。
 
2010年5月11日に「心の時代を生きる1」という記事があります。
ここで再々掲します。
 
仏道を求めるなら、仏さまを求めながら今の時代を生きていくことが
大切だと思う。仏教のことばに「三諦円融」というものがある。
そのことについて書いてみたい。

三諦は三つの真理、
「空諦(くうたい)」― この世の価値観から離れ、仏さまの世界(空)が
あるという真理
「仮諦(けたい)」― 仏さまの世界があるが一旦否定した今生きている
この世(この世は仮の世、有の世界)があるのも真理
「中諦(ちゅうたい)」― 仏さまの世界と今生きている世界と二つの
世界があるという真理はあるが、それぞれの世界でそれぞれの中だけに
真理があるのではない。その二つの中に真理がある。

今の時代を生きていくには「空諦」、「仮諦」、そして「中諦」の
三つの真理、それぞれの世界があり、それぞれを円融(妨げることなく、
またそれぞれの世界を融合)して生きていくことが大切であり、
その中で仏さまの意図を感じ取っていかなくてはならない。

仏さまが見ている世界があり、現実社会の事象を見つめ、そしてその中に
真理を見つけていく。
 
 

仏さまは愛であり、このときの愛はそれぞれの人がそれぞれの人の悟りを
得て、心の向上を目指すことにある。
そしてこの個人の心の向上が社会に反映していくことが大切。

仏さまの意図を感じ取って、または仏さまの意図にできるだけ添って
今の時代を生きていくことが大切であるとそう思う。

 
2010年8月13日に「心の時代を生きる2」を続けて再掲します。
 
何度も泥中の花について書いているが蓮華の花は仏教の言葉で
「上求菩提下化衆生」につながっていくと思うと書いた。

インドの頃の僧団では心の修行を行い、自らの悟りの向上を目指し、
仏さまに近づいていき、悟りを得ることを修行としていた。
インドの時代は階級があったので上下という表現だが、仏道修行者は
自らは仏さまを求め修行をしていくが、一方では衆生に仏法を伝え、
悟りの道に導いていくことが大切だった。

泥中の花はインドのお釈迦様の時代に仏道を求め、心を磨き、清らかな花を
咲かせることが大切というものだと思う。

心の時代を生きる1では「三諦円融」、
あの世とこの世があり、心の向上を目指し、その中で仏さまの意図を
感じ取りながら生き、そしてそれを社会にも反映していくこと、
仏さまの意図に添って今の時代を生きていくことが大切であると思うと
書いた。

インドのお釈迦さまの時代から年月がたち、学問、教育がある時代、
そして情報社会に生きる私たちにとって「心の時代を生きる」とは
どんなことか、それには仏さまはいったいこの社会をどうみて
いるのかと考えてみることが大切だと思う。

本来、仏さま、神仏の目は
この世とあの世の全てを見つめている存在である。
現代社会であの世の存在を知りながら、神仏と一体になって神仏の目で
見たらこの世はどう見えるか、
「どうしたら多くの人が幸福に生きることができるか」を思い、それを
社会に反映しながら生きていくことが大切であると思う。

「 泥中の花は自分を磨き、きれいに咲くが、
  泥も根も暗闇の中、もがきながら一生懸命に生きている。
  泥も根も心のどこかで花にあこがれ、花になってみたいと
  思っている。 」

仏さまは蓮華の花のみではなく、その泥も根も暗闇の中で迷っている、
その姿を見つめている。
また葉があり、花が終わって実になろうとするものもある。
その全てに仏性が宿っている。
そして空気があり、太陽の光がある。
その環境の中で仏性をもつ泥も根も花に向かっていくには
どうしたらよいか、幸福になるにはどうしたらよいか、
そう考えていると思う。

 
 
 
 

仏道を求める者よ
蓮華の花を咲かさんとするものよ

神仏の存在があり、そして永遠の生命があることを
多くの人に伝えてほしい

そしてあなたがたのその悟りの力で
この世の多くの人々を幸福に導いていってほしい

それは泥中に咲く蓮華の花が自らが花を咲かさんとして
努力してきた道を伝え、また目の前にいるその人が
自らの過去世の修行の姿であると思い、導き、

そしてその人の花を咲かす手助けをする姿である

それが菩薩の境地である

     Master of Master


これは現世に自らが花咲かせようとする地湧の菩薩の境地、

世のリーダーの境地である。

大いなるものへの信仰のもと、自らの心をつかみとり、自他共に

心を大切にし幸福な世界を築かんとするそういう心の時代を

生きることだと思う。

 

 

 

 

 

 

 

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