プロ野球とは

プロ野球とは、何だろうか。

近鉄とオリックスが合併をし、必然的に１リーグ制への
動きが一気に進みだしている。

ある評論家は、１リーグ制になれば、球団が少なくなり、
野球をやる環境が減ることによって、
プロ野球は衰退へ向かうと言う。

が、西武対巨人、ダイエー対巨人、松坂対高橋、上原対城島等
今までシリーズなどでしか見れなかったファン注目の対決が
たくさん見ることができるなど、楽しみな点も多い。

色々議論は尽くさないといけないが、一番何が大切かと言えば、
ファンにドキドキハラハラさせ、興奮、感動を与えるものに
なるかどうか、ということではないだろうか。

プロ野球は、食べ物と違い、別にプロ野球がなくても、
人は生きていける。

プロ野球は必要ないのだろうか？

いや、必ず必要である。

プロ野球は人が生きる上で一番大切な元気、エネルギー、
勇気、感動といった物理的でない人が生きる上で必要な
ものを我々に与えてくれる。

例えば、人は野球を人生に例える。

９回裏２アウトまで相手チーム１０点差を付けられていた
とする、しかし、諦めず食らい付き逆転勝利を飾る。
こんな試合が稀にある。
この試合を見て、我々は諦めなければ、逆転勝利はあるのだ。
人生に大切な教訓である、長期的視点を持つことの大切さを
教えてくれる。

イチロー、松井秀喜選手らは、日本にいれば年棒10億円が5年は
約束されていた、という。
が、イチロー選手らは、それを蹴り、野球の最高峰で自分を
試したいと大リーグに挑戦している。
高い目標に対して真摯に努力する美しさ、素晴らしさを
教えてくれる。

プロ野球を大胆に定義すれば、ファンのエネルギー源と
言えよう。

この素晴らしいプロ野球を盛り上げるためにどうすれば
どうすればいいのだろうか。

じっくり考えたい。