21世紀に生きる君たちへ

21世紀に生きる君たちへ
司馬遼太郎
　君たちは、いつの時代でもそうであったように、自己を確立せねばならない。
　－自分に厳しく、相手にはやさしく。 という自己を。 そして、すなおでかしこい自己を。
　21世紀においては、特にそのことが重要である。
　21世紀にあっては、科学と技術がもっと発達するだろう。
科学・技術が、こう水のように人間をのみこんでしまってはならない。
川の水を正しく流すように、君たちのしっかりした自己が、科学と技術を支配し、よい方向へ持っていってほ しいのである。
　　　　　　
大阪書籍「小学国語」より抜粋

菅 禮子

菅禮子（すがれいこ）。この名前の響きを聞くと、自然と直立不動の姿勢になります。私の小学校１・２年の担任でした。
非常に怖くて恐ろしい女性だったしか記憶がありません。
数年前に某ホテルで数十年振りに先生とお逢いしました。あの声のトーンは変わっていなかった。
過日、『「原点」２５年　編集長（ヒューマンクラブ）の回想　「忘れ得ぬ人々」』のタイトルで出版されると聞き早速購入した。
２５年間編集長をされていたと聞いた。先生は現在８１歳。
ヒューマンクラブの会長は現在、作家　西木正明さんです。
司馬遼太郎氏は「衝道をゆく」で「原点」を全国でも珍しい文化人による地域誌と賞賛している。

『同級会』その２３ 皇太子ご夫妻

１９７８（昭和５３年）１０月５日、皇太子（現天皇陛下ご夫妻）がご来館された場所に、我々が宿泊出来る事に驚きです。

『同級会』その２２ こけし碑（小椋久太郎）

小椋久太郎さんは木地山こけしの制作者で人間国宝でした。平成１０年９２歳で亡くなられた。