だまがしマジック ミスター北さん

『 笑う門には福来たる 』

『ひびき』その8 竜

2010年11月02日 05時48分48秒 | お知らせ
中座敷は奥座敷に続く格式のある部屋で、仏間側の杉戸に描かれた竜の墨絵が見事でした。
竜の墨の作者は五十嵐蠹仙(いがらし とせん)と言います。 桧山出身の絵師です。
板戸の銘は「法橋 蠹仙 七十歳筆」とあり、文久二年(1862年)の作品でした。
ちなみに、主屋の上棟が文久元年(1861年)ですので、その翌年に描かれたものです。
上記記載の画像は我がM放送局の引き戸にある「竜」です。
三浦館の竜の墨絵は関係者から許可を頂いていないので載せる事が出来ません。我慢してケネしか。