台風15号の影響で、小雨が降っていました。まあ何とかなるだろうの気分で、ホテルを出発。清里へ行く美女二人を上諏訪駅まで送り、完全武装で25km先の「蔦木宿」を目指し歩きだす。
酒造が建ち並ぶしっとりとした上諏訪宿を横目に見て耽々と歩きます。上諏訪宿の外れに諏訪大社:上社への鳥居が雨に煙って見えます。その先は全く見えません。
この頃から、土砂降り模様になって来ました。旧道が国道20号線と重なっていると同時に、道路幅が狭く、背後からスピードを上げて走り来る大型車に怯えながらのつらい歩行になりました。遺跡等注意し見ているのですが、なかなか目に入りません。
又、本来なら、右手に期待した南アルプスの嶺嶺が見える筈なのですが、ガスって全く見ることが出来ません。
茅野駅ヘの標識が見えた所で、雨具からも浸透してくる雨水に耐えかねると同時に、雨で何も見えない事から、意味ないと、その後の歩行を断念し、茅野駅から宿泊予定地の韮崎へJRで向かいました。
清里組に電話で状況を聞くと、清里駅前で視界0に近く、早々、木曽の奈良井宿へ戻るとの話でありました。
茅野駅で電車待ちの折り、縄文式土器が飾ってあり、茅野市には国特別史跡「尖石遺跡」があり、縄文式土器の里である事を、後ほど知りました。
○JR茅野駅からJR韮崎駅へ電車で移動
09/10甲州街道紀行(上諏訪宿~韮崎宿)
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