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06/04旅日記:秋月城下町散策③(秋月城下町:町家模様、)

2024-06-04 15:19:32 | 旅日記

〇秋月城下町散策③(秋月城下町:町家模様、)

筑前の小京都と言われる秋月は、中世には秋月氏16代の本拠地であり、近世になって黒田長政の三男長興が秋月藩5万石を分知されて、現在の秋月の原型となる町づくりを行い、明治まで城下町として栄えました。「秋月千軒」とうたわれた賑わいは現在では既に失われましたが、周囲の山々と町を流れる水系の美しさと伝統的町並みが調和して、他の地域にない情緒ある景観が守られており、年間を通じて多くの人々が訪れています。

今回は、秋月城下町:町家の模様を掲載します。

◇眼鏡橋

古処山から流れ出る野鳥川との合流点近く、秋月城下町に架かる優雅な橋が秋月眼鏡橋です。洪水のたびに流出していた板橋に代わり、堅牢な永久橋として、1810(文化7)年、家老宮崎織部が中心になって長崎の石工を雇い入れ築造させたもので、当初は長崎橋と呼ばれていました。花崗岩を用いた石橋は、日本でも珍しく、1956年に福岡県の指定有形文化財に指定されました。この橋を渡ると、黒田五十二万石の支藩として栄えた秋月藩五万石の城下町の町並みが続いています。この橋の優雅さは〝筑前の小京都″と呼ぶにふさわしい歴史と、静寂さを兼ね備えた秋月の町並みのシンボルになっています。

◇石田家住宅

秋月の中心部に位置する町家。2棟続きの建物を1棟に統合し、その後再び分割されたという平行2棟型の珍しい町家。寛政11年(1799)に建てられ、後年当初の建材を使って改築された東棟はどっしりしたたたずまい。普段は実際に生活が営まれているので外観のみの見学。県指定文化財。

 

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