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12/15奈良京都への旅-5(興福寺、)

2023-12-15 15:18:52 | 旅日記

○興福寺

 710年、平城遷都の際に、藤原不比等(ふひと)が飛鳥にあった厩坂寺(うまやさかでら)を移築し、興福寺に改名。法相宗の大本山。

奈良時代には南都4大寺、平安時代には南都7大寺の1つとして栄え、以後鎌倉時代には大和守護職を勤めるまでになる。しかし、戦国時代に入ってから徐々にその勢いは衰え、1717年には北円堂、東金堂、食堂(じきどう)以外の伽藍を消失。それ以後、徐々に現在の伽藍に復興されたそうです。 

 

○興福寺入口

○国宝館

○国宝:興福寺五重塔

○南円堂(重要文化財)

 813年(弘仁4年)藤原冬嗣が父である内麻呂の追善の為に不空羂索観音像を本尊として創建された八角堂です。現在の建物は1789年(寛政元年)に再建されました。 西国三十三所九番札所とし大勢の参詣人で賑わっています。また、堂の前に生える藤は「南円堂藤」と呼ばれ、南都八景の一つとしても有名です。 南円堂には国宝の「木造不空羂索観音菩薩坐像」「木造法相六祖坐像」「木造四天王立像」が安置されているそうです。

 

○中金堂(再建中)

 釈迦三尊像を安置する為、710年(和銅3年)の平城京遷都直後に造営が始められたとされています。創建以来、幾度も焼失と再建を繰り返してきましたが、財政難により1819年(文政2年)の再建時には、仮堂として安価な材料を使用して造られた為、雨漏りがひどく1974年に裏の講堂跡へ仮金堂が造られ本尊等が移されました。 2010年の創建1300年を節目として、創建当初の姿を再現した中金堂の再建が着工され2018年落慶を目指しています。 仮金堂には「木造釈迦如来坐像」の他、重要文化財の「木造薬王・薬上菩薩立像」「木造四天王立像」が安置されているそうです。

 

○東金堂(国宝)

  726年(神亀3年)に聖武天皇により薬師如来像を本尊として創建されました。5度の被災により再建され、現在の建物は1415年(応永22年)再建の室町時代の建築で、唐招提寺金堂を参考にした天平様式です。 東金堂には重要文化財の「銅造薬師如来坐像」「銅造日光・月光菩薩立像」、国宝の「木造文殊菩薩坐像」「木造維摩居士坐像」「木造四天王立像」「木造十二神将立像」が安置されているそうです。

 

12/15奈良京都への旅-5(興福寺)

 

 

 

 

 

 

 

 

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