沖縄に来ています。
九州の8行の銀行が沖縄に集まり、その会合でコスト削減の正しい考え方
を講演しました。翌日は、電気の無駄取りの営業にパチンコホールと大手
のリゾートホテルを回りました。電気の無駄が取れれば、その分CO2の
削減になります。ましてや、沖縄電力は日本で一番石炭火力の割合が高い
つまり、一番CO2を出している電力会社です。自ずと営業には気合が入
りました。
回ってみてパチンコ店の営業時間の長さに驚きました。9:00AM~23:45
です。何と、約15時間です。開店準備と閉店処理をあわせると19時間営業
です。恐ろしい電気の無駄遣いであり、CO2の排出です。自然の島であり
続けて欲しい沖縄の話です。
リゾートホテルは色々頑張っていました。400室のホテルは温泉から出る
天然ガスを使って発電できないかを真剣に考えていました。名護の300室
の1年前にできた素晴らしいホテルは自然の光をしっかり取り入れて、エネ
ルギーを大切に使っていました。
ただ、11月であっても外気温は暑い日は27度くらいになることから(衣替
えは12月1日です)エアコンは高くて24℃、低いところは22℃に設定して
ありました。銀行での講演中は寒かったです。ホテルも部屋に入るとしっ
かりと冷えていました。ペンギンが冷蔵庫の陰から出てきそうなくらい!
ただ、難しいのは日本人はリゾート慣れしておらず、短い期間にとにかく
“楽しもう”と言うことで、部屋は目いっぱい明るくし、部屋を出る時に
は、ヨーロッパなら電気もエアコンも全て消すところを逆に、帰った時の
快適な環境を求めてつけっ放し、入れっ放しで出かけるそうです。間違い
なく北欧の人は腰を抜かします。
また、夏場はビーチが近いのでバスタオルの使い方も半端ではありません。
2泊の滞在なら、多い人は2桁の回数シャワーを使い、その結果の水道使用量
は想像を絶します。(このままではマジで沖縄から水はなくなります。沖縄
には大きな川などありません。)その証拠に、なんと前出のホテルは地下に
海水淡水化装置まで持っていました。(これを動かすとまた多大なエネルギー
が使われるのですが・・。)
沖縄ではヨーロッパの様に自然と共生したリゾートはできないのでしょうか?
考えてみてください。
東京のOLさん、夏に沖縄に来る。
暑いのでリゾートホテルに着いて直ぐに部屋のエアコン全開。
出かける際も、電気もエアコンも一切消さず、エネルギー垂れ流し!
まず、東京からの長旅の汗をシャワーで流す。
バスタオル1枚消費(☆1)
海岸に行く。海から上がって来て海岸でまずシャワー。
バスタオル1枚消費(☆2)
部屋に帰って来る。海岸では十分に砂も落とせなかったのでシャワー
で髪を洗う。
バスタオル1枚消費(☆3)
食事前に、SPA(温泉)に行く。
バスタオル1枚消費(☆4)
食事後部屋に帰る。本格的入浴。
バスタオル1枚消費(☆5)
夜、近くをドライブする。汗を掻いたので寝る前にシャワーを浴びる。
バスタオル1枚(☆6)
朝起きてシャワーを浴びる。
バスタオル1枚(☆7)
もったいないので、もう一度SPAに行く。
バスタオル1枚(☆8)
これ、オーバーでも何でもありません。都会からやってくるOLさんの
一般的タオル消費構造です。
1日ではや8枚!?
シャワーを使う。お湯をだす。ボイラーが動くため重油が消費されます。
この狂った枚数のタオルを洗濯しなくてはなりません。リネン会社の4トン
トラックが島内を猛スピードでピストン運転です。もちろんCO2を撒き
散らして・・。
見事なまでの“持続不可能な社会”が実現しています。完璧に!
リゾートに行くとは、エネルギーを消費しに行くのではなく、都会で自然
から奪ったものを返しに行く旅でありたいと思います。
(少なくとも、リゾートにいる期間と都会にいる期間では、リゾートに
いる時のほうがエネルギー消費が少ない型)
滞在中はバスタオルは2枚。夏であれば直ぐに乾きます。自分で洗えば
善いと思います。子供に洗濯を教える善い機会です。
出かけるときはベランダの窓を開けて自然の風を取り込んでおく。もち
ろん、あらゆる電気は消して部屋を出ます。コンセントから抜きます。
部屋は帰ってから冷やせば十分です。日本のエアコンは高性能です!
2泊目のホテルの総支配人は素晴らしい方で、まさにお客様に対するホスピ
タリティ、従業員に対するホスピタリティ、そして自然に対するホスピタリ
ティを持っていらっしゃり、この3者のバランスを常に考えていらっしゃい
ました。
来年4月に某新聞社から出版予定の本の仕上げは、このホテルで行うことを
決めました。
私一人だけでも滞在中はエネルギーの無駄遣いをしない行動をして見ます。
(Mr.削減)IN 沖縄 名護
九州の8行の銀行が沖縄に集まり、その会合でコスト削減の正しい考え方
を講演しました。翌日は、電気の無駄取りの営業にパチンコホールと大手
のリゾートホテルを回りました。電気の無駄が取れれば、その分CO2の
削減になります。ましてや、沖縄電力は日本で一番石炭火力の割合が高い
つまり、一番CO2を出している電力会社です。自ずと営業には気合が入
りました。
回ってみてパチンコ店の営業時間の長さに驚きました。9:00AM~23:45
です。何と、約15時間です。開店準備と閉店処理をあわせると19時間営業
です。恐ろしい電気の無駄遣いであり、CO2の排出です。自然の島であり
続けて欲しい沖縄の話です。
リゾートホテルは色々頑張っていました。400室のホテルは温泉から出る
天然ガスを使って発電できないかを真剣に考えていました。名護の300室
の1年前にできた素晴らしいホテルは自然の光をしっかり取り入れて、エネ
ルギーを大切に使っていました。
ただ、11月であっても外気温は暑い日は27度くらいになることから(衣替
えは12月1日です)エアコンは高くて24℃、低いところは22℃に設定して
ありました。銀行での講演中は寒かったです。ホテルも部屋に入るとしっ
かりと冷えていました。ペンギンが冷蔵庫の陰から出てきそうなくらい!
ただ、難しいのは日本人はリゾート慣れしておらず、短い期間にとにかく
“楽しもう”と言うことで、部屋は目いっぱい明るくし、部屋を出る時に
は、ヨーロッパなら電気もエアコンも全て消すところを逆に、帰った時の
快適な環境を求めてつけっ放し、入れっ放しで出かけるそうです。間違い
なく北欧の人は腰を抜かします。
また、夏場はビーチが近いのでバスタオルの使い方も半端ではありません。
2泊の滞在なら、多い人は2桁の回数シャワーを使い、その結果の水道使用量
は想像を絶します。(このままではマジで沖縄から水はなくなります。沖縄
には大きな川などありません。)その証拠に、なんと前出のホテルは地下に
海水淡水化装置まで持っていました。(これを動かすとまた多大なエネルギー
が使われるのですが・・。)
沖縄ではヨーロッパの様に自然と共生したリゾートはできないのでしょうか?
考えてみてください。
東京のOLさん、夏に沖縄に来る。
暑いのでリゾートホテルに着いて直ぐに部屋のエアコン全開。
出かける際も、電気もエアコンも一切消さず、エネルギー垂れ流し!
まず、東京からの長旅の汗をシャワーで流す。
バスタオル1枚消費(☆1)
海岸に行く。海から上がって来て海岸でまずシャワー。
バスタオル1枚消費(☆2)
部屋に帰って来る。海岸では十分に砂も落とせなかったのでシャワー
で髪を洗う。
バスタオル1枚消費(☆3)
食事前に、SPA(温泉)に行く。
バスタオル1枚消費(☆4)
食事後部屋に帰る。本格的入浴。
バスタオル1枚消費(☆5)
夜、近くをドライブする。汗を掻いたので寝る前にシャワーを浴びる。
バスタオル1枚(☆6)
朝起きてシャワーを浴びる。
バスタオル1枚(☆7)
もったいないので、もう一度SPAに行く。
バスタオル1枚(☆8)
これ、オーバーでも何でもありません。都会からやってくるOLさんの
一般的タオル消費構造です。
1日ではや8枚!?
シャワーを使う。お湯をだす。ボイラーが動くため重油が消費されます。
この狂った枚数のタオルを洗濯しなくてはなりません。リネン会社の4トン
トラックが島内を猛スピードでピストン運転です。もちろんCO2を撒き
散らして・・。
見事なまでの“持続不可能な社会”が実現しています。完璧に!
リゾートに行くとは、エネルギーを消費しに行くのではなく、都会で自然
から奪ったものを返しに行く旅でありたいと思います。
(少なくとも、リゾートにいる期間と都会にいる期間では、リゾートに
いる時のほうがエネルギー消費が少ない型)
滞在中はバスタオルは2枚。夏であれば直ぐに乾きます。自分で洗えば
善いと思います。子供に洗濯を教える善い機会です。
出かけるときはベランダの窓を開けて自然の風を取り込んでおく。もち
ろん、あらゆる電気は消して部屋を出ます。コンセントから抜きます。
部屋は帰ってから冷やせば十分です。日本のエアコンは高性能です!
2泊目のホテルの総支配人は素晴らしい方で、まさにお客様に対するホスピ
タリティ、従業員に対するホスピタリティ、そして自然に対するホスピタリ
ティを持っていらっしゃり、この3者のバランスを常に考えていらっしゃい
ました。
来年4月に某新聞社から出版予定の本の仕上げは、このホテルで行うことを
決めました。
私一人だけでも滞在中はエネルギーの無駄遣いをしない行動をして見ます。
(Mr.削減)IN 沖縄 名護