今週は海外のCO2削減事情と言うか、キャンペーンの実態に迫ります。
知人の省エネシステムメーカーの社長さんに教えてただいた話です。
アメリカでは、10月4日から“Change A Ligtt、Change The World”
つまり、“明かりを替えて世界を変えよう”なるキャンペーンが始まった
そうです。これは、毎年行われているもので、内容は、従来型の電球や
機器をエネルギー効率の良い『エネルギー・スター』の認証を受けたもの
(認証シールが張ってあります)に取り替えることを国を挙げて推進する
ものです。
この『エネルギー・スター』とは1992年に米国環境保護庁とエネルギー省
により始められた「エネルギー効率の良い製品を通じての節約と環境保護」
を目的としたプログラムだそうです。1995年度からは、日本も協力して実施
する国際的な制度となっています。(全く知りませんでした!)
しかし、知人も私も日本ではそんなシールが張ってある電球を見たことが
ありません。この秋、デンマークではA~たぶんGまでの7段階表示だったと
思いますが、確かに見ました。全ての電球にありました!
このラベル付の電球の中にはその寿命が最大従来型の10倍に達するものも
あります。そうすると、家電店に車に乗って買いに行く回数が減ります。
結果、車が出す温室効果ガス(CO2)が削減されます。電球を交換する時間
の節約もできます。(電球の下まで重い椅子を運ばなくてすみ、運動により
体内から吐き出されるCO2の量が減ります。細かいですが、とりあえず)
さらに、現実(金)的にも、認証された一個の電球を使い切ると、何と
30ドル以上の節約ができるそうです。また、シール付の電球には税金を
掛けない州もあります。
さらにさらに、このキャンペーンで面白いのは、ホームページを通じて
電球交換に関する地域(州)間の得点競争に参加できることです。具体的
には、ニューイングランド州では、住民に1個ではなく2個以上の電球を替
えるように発破を掛けているようです。もちろん、昨年度に引き続き全米
1位の地位の維持が目的です。
日本も、クールビズ、ウァームビズいずれも、ちゃんとした計測方法を
考えた上でこれをやれば面白いことになる気がします。
また、この地域間競争には企業も参加するようで、昨年度は優れたエネルギー
スター・パートナーとしてトヨタが選ばれました。
2005年度のキャンペーンでは、電球交換を誓約した人が7万人に達し、年間で
3,000台の車が出す量に匹敵する温室効果ガスの削減に相当しました。
こんな善い話を教えてくださった社長さんに感謝します。
インターネットを使った地域間競争は面白いと思います。また、日本では
省エネ家電はありますが、こういった省エネ電球の認証制度、ランク付けは
ありそうであり、また、できそうなのですが・・・・。調べてみます!!
(Mr.削減)
知人の省エネシステムメーカーの社長さんに教えてただいた話です。
アメリカでは、10月4日から“Change A Ligtt、Change The World”
つまり、“明かりを替えて世界を変えよう”なるキャンペーンが始まった
そうです。これは、毎年行われているもので、内容は、従来型の電球や
機器をエネルギー効率の良い『エネルギー・スター』の認証を受けたもの
(認証シールが張ってあります)に取り替えることを国を挙げて推進する
ものです。
この『エネルギー・スター』とは1992年に米国環境保護庁とエネルギー省
により始められた「エネルギー効率の良い製品を通じての節約と環境保護」
を目的としたプログラムだそうです。1995年度からは、日本も協力して実施
する国際的な制度となっています。(全く知りませんでした!)
しかし、知人も私も日本ではそんなシールが張ってある電球を見たことが
ありません。この秋、デンマークではA~たぶんGまでの7段階表示だったと
思いますが、確かに見ました。全ての電球にありました!
このラベル付の電球の中にはその寿命が最大従来型の10倍に達するものも
あります。そうすると、家電店に車に乗って買いに行く回数が減ります。
結果、車が出す温室効果ガス(CO2)が削減されます。電球を交換する時間
の節約もできます。(電球の下まで重い椅子を運ばなくてすみ、運動により
体内から吐き出されるCO2の量が減ります。細かいですが、とりあえず)
さらに、現実(金)的にも、認証された一個の電球を使い切ると、何と
30ドル以上の節約ができるそうです。また、シール付の電球には税金を
掛けない州もあります。
さらにさらに、このキャンペーンで面白いのは、ホームページを通じて
電球交換に関する地域(州)間の得点競争に参加できることです。具体的
には、ニューイングランド州では、住民に1個ではなく2個以上の電球を替
えるように発破を掛けているようです。もちろん、昨年度に引き続き全米
1位の地位の維持が目的です。
日本も、クールビズ、ウァームビズいずれも、ちゃんとした計測方法を
考えた上でこれをやれば面白いことになる気がします。
また、この地域間競争には企業も参加するようで、昨年度は優れたエネルギー
スター・パートナーとしてトヨタが選ばれました。
2005年度のキャンペーンでは、電球交換を誓約した人が7万人に達し、年間で
3,000台の車が出す量に匹敵する温室効果ガスの削減に相当しました。
こんな善い話を教えてくださった社長さんに感謝します。
インターネットを使った地域間競争は面白いと思います。また、日本では
省エネ家電はありますが、こういった省エネ電球の認証制度、ランク付けは
ありそうであり、また、できそうなのですが・・・・。調べてみます!!
(Mr.削減)