井上もやしの日常

ほぼ「つぶやきの墓場」となっております。ブログやSNSが多様化して,ついていけないのでございます。

円高の今だから

2009-11-29 22:54:17 | Weblog
 このところ急激な円高だそうです。どうも経済とか金融とかは私の専門外で実感がないのですが、平成7年頃の円高の時はハム仲間がディップ・メーターあたりの機器を個人輸入したと言っていましたっけ。

 来週からは政府が円高・株安対策をするということなので、今日、海外のアマゾンに挑戦してみました。まずは英国のアマゾンから。最初はちっぽけなものでもいいから、海外ブランドのラジオを買おうとしましたが、「海外の人はラジオを買えません。」という警告が出てきました。どうも海外の人が買えるのは、本、CD、DVD類のみのようです。それならばと、日本語音声が収録されてそうなDVDを検索していると、アニメDVDの価格の安さが目に付きました。膨大な数で比較が難しいところですが、米国アマゾンで販売されているジブリ関係のアニメを比べると、米国のものは日本と同じ程度の4千円くらいです。しかし、英国アマゾンでは何と千円以内で買えるのです!!

 画像はアニメ「時をかける少女(£5.58)」DVDです。ジブリの「となりのトトロ」「風の谷のナウシカ」「千と千尋の神隠し」などの価格が£6.48ですから、今の為替レートだと1ポンドが145円くらいなので、940円ぐらいです。(本当は、ポンド安が進んだ今年初めに買えば1ポンドが125円ほどでした。)アニメがとっても安いのに驚きました。というよりは日本が高すぎるのでしょう。アニメ関係5本と釈由美子の「スカイ・ハイ」を注文しました。日本の実写版をもっと頼めばいいのにって? それが実写版は割安感が余りないし、英語に吹き替えられているものも多く、「スカイ・ハイ」だけにしました。注文は英語での手続きになりますが、普段から慣れ親しんでいる日本のアマゾンとほぼ同じページ様式なので迷いませんでした。

 味を占めて米国アマゾンでも「あずまんが大王」「ウルトラマン」のDVDボックスを注文してしまいました。英国・米国共に代金・送料を含めて5,700円ほどでした。

 おまけのお話。あれですよね! 心配してくれた方、ありがとうございます。DVDはリージョン・コードが世界の地域ごとに決められていて(ちなみに北米はリージョン1、ヨーロッパや日本はリージョン2と決められています。他の地域のDVDは再生できないようになっています。)、普通の日本製DVDプレーヤーはリージョン2のDVDしか再生できません。映画配給会社と家電メーカーの狭い了見でこうなっています。また、テレビ画面での再生に関しても走査線の数の違い等でNTSC方式やPAL方式があり、互換性がありません。英国と日本はリージョン2の地域なので、英国製のDVDは日本のDVDプレーヤーで再生できそうですが、そうは問屋が卸さず、日本はNTSC方式で英国はPAL方式なのです。海外アマゾンで買っても現状では我が家のプレーヤーでは再生できないので、日本のアマゾンでリージョン・フリー(どこの地区で製造されたDVDでも再生可能)のDVDプレーヤーも買ってしまいました。どの国のアマゾンも儲かるようになっているのですね。
(^_^;)

 それにしても、我が家にいながら海外のものを買えるなんて便利な世の中になったものです。30年以上前の高校生の頃、アメリカのコミック雑誌「MAD」(←この雑誌に良質なパロディとはどういうものかを教えてもらいました。)を定期購読したくて、地元の郵便局で国際郵便小為替を作ってもらったり、つたない英語で購読したい旨の手紙を送ったりしたことがありましたが、雑誌が届くまでひたすらどきどきしながら待っていたものです。そんなことを思い出してしまいました。

 注文したDVDが届くまで3週間か1ヶ月くらい掛かりそうなので、届いたらご報告します。

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