井上もやしの日常

ほぼ「つぶやきの墓場」となっております。ブログやSNSが多様化して,ついていけないのでございます。

「ロス疑惑」再燃?

2008-02-24 23:49:42 | Weblog
 昨夜、テレビのニュース速報で「サイパンで三浦和義氏が殺人容疑で逮捕」と字幕が出たとき、どういう意味か分からなかった。彼は無罪判決が出たのではないか。最近やらかしたのはコンビニでの万引きではなかったのか。今朝になって関連のニュース番組や新聞を見てちょっぴり納得。米国は殺人事件に関して時効がないそうだ。しかし、一美さん銃撃事件からすでに27年間である。正直なところ何で今頃である。

 27年前と言えば(←うーん、ここから強引。)、私は大学生であった。夏のゼミキャンプでテントを背負い、汚れた格好で盛岡市周辺や八幡平方面をぶらぶら回ったのを思い出す。特に印象に残っているのが、盛岡駅の待合室で1泊であるが、寝泊まりしたこと。予定では渋民村の旅館に泊まるはずであったが、連絡が取れず、コンタクトが取れたときにはすでに満室であった。それで、待合室での寝泊まりとなった。夜は長く、トランプをしたり、ダイアナ妃の結婚式を伝えるテレビ中継を見たりしていた。当時は新幹線開通を1年後に控え、駅構内や駅の周辺はあちこちが建設中・工事中だった。

 そんな思い出の盛岡市に、現在、私の長男が住んでいる。不思議なものである。引っ越しを決意した長男であるが(←昨日の記事参照)、次に住む場所のあてはない。それで、私は盛岡市在住のAさんに電話をして事情を説明し、お知り合いの不動産屋を紹介していただいた。Aさんとはふた昔前に週刊文春連載の「糸井重里の萬流コピー塾」へ投稿していた仲間である。投稿仲間と言っても、10年前に1度都内でお会いしただけである。互いに名前をよく目にしているが、全国のあちらこちらに住み、年齢や職業も違うので、実際に会ったことが少ないというのが投稿仲間というものであろう。

 Aさんに紹介していただいた不動産屋に、長男は本日うかがい、盛岡市青山にアパートを見つけることができた。青山は住宅地であるが、多くの大型店も建ち並んでいるにぎやかなところである。

本日購入のCD

2008-02-24 00:00:37 | Weblog
 今日は駅ビル・エスパルの10%引きの日だったので、4階の新星堂へ向かった。これを買うぞと決めていたCDやDVDは特になかった。だが、売り場をうろうろして1970~80年代の棚を眺めていたら、頭の中でドゥビーの「ロング・トレイン・ランニング」やCCRの「雨を見たかい」が何度もリピートされて鳴り響き、ベスト盤を買ってしまった。当時はほとんど興味がなく、はまった経験もないが、テレビのCMなどで繰り返しよく使われていたので知らないうちに洗脳されていたのだろう。

 ざっと2枚のCDを聞いてみた。聞いたことがあると感じたのは全曲の3分の1程度で、これからよく聞き込んでいきたい。

強風列島

2008-02-23 23:47:31 | Weblog
 2月23日は、発達した低気圧の影響で全国的に強風が吹き、荒れた天気になった。電車が運休したり、転倒者が続出したり、看板や屋根が吹き飛ばされたりと、日本中で相当な被害が出ているらしい。福島市も午前中は晴れ間が見えていたものの、正午を過ぎたあたりから強い風が吹き始め、午後4時くらいからは雪が降り出した。外は積雪5cm程になっている。

 我が家の気圧計の針は朝から990hPa付近をうろうろし、台風並みの気圧の低さである。現在(午後11時47分)も気圧が変わらないので、明日に掛けてそこそこの積雪があるのかもしれない。


 また、この日は盛岡市に住んでいる長男から電話があった。朝起きたら部屋が水浸しになっていたとのこと。アパートの3階に住んでいるが、ベランダの排水が悪く(下の階で排水管が凍結していて流れないため)、屋根の雪融け水がベランダにたぷたぷにたまり、それが部屋の中に押し寄せてきたと言っていた。

 先月には水抜きをしていたのにもかかわらず、水道管が凍って2回水道屋を呼んで水道管を温めてもらったこともあった。大家は「今までこんなことはなかった。知らない。」と突っぱね、水道屋への修理代(1回1万5千円!)は長男が払ったそうだ。

 水道屋の「断熱材も熱線もないから水道管が凍るのは当たり前だよ。」という言葉を聞き、長男は徐々に引っ越ししたいと思うようになり、今回の水浸しで強く決意した。水難の相というやつかもしれないが、引っ越し費用は結局こっち回ってくるんだよなぁ…。

なだぎが2連勝のR-1

2008-02-17 23:27:50 | Weblog
 一人話芸の勝ち抜き戦「R―1ぐらんぷり2008」の決勝戦で、なだぎ武が優勝した。なだぎは前回に続いての優勝である。練りに練ったネタで勝負に挑んだようで、文化祭の出し物を考える高校生を熱演した。流れが自然で徐々に引き込まれていく内容であり、優勝もうなずける。旧ファミコンのカラオケを出すあたりも芸が細かいとしか言いようがない。(バグが生じてカセットの接点部分に息を吹きかけるのを見て、私が吹いてしまった。)

 さて、鳥居みゆきは…。生放送の決勝戦にどんなネタを持ってくるかと、私は興味津々であった。白パジャマのマサコで登場、「ヒット・エンド・ラーン!」を絶叫し、泥水味噌汁の嫁と姑、買い物袋の人形劇、妄想紙芝居「桃太郎」編、牛丼屋での木下さんとショートコントを連発していった。やはり放送を意識したのか、下ネタや日本赤軍ネタへは走らず、無難な線で進めていた。他の芸人には全体のまとまりを感じさせるものが多かったが、実際のところ、みゆき嬢のはつながりの感じられない単発的な構成で大きな力にはなっていなかった。でも、この大会で存在をかなりアピールできたはずだ。最後の得点発表や優勝者発表でも、画面の隅で目を大きくかっと開いてふらふらしていたのだから、視聴者の目を引かない訳がない。

 同じ日の夜に放送された「レッドカーペット」でもみゆき嬢が白パジャマで何とトリを務めていたので非常に驚いた。(R-1とネタがだいぶかぶっていたが…。)

どうする?! 鳥居みゆき

2008-02-16 02:29:51 | Weblog
 お笑いピン芸人の王者を決める「R-1ぐらんぷり2008」が2月17日に行われる。Rは元々は「落語」の頭文字(←ウィキペディア情報より。私はRがどういう意味か分からなかった。)で、大晦日のM-1(こちらは漫才の頭文字)に対してのネーミングである。この日はフジテレビ系で生中継される。

 注目は鳥居みゆき。名門サンミュージックのお笑い部門(カンニング竹山や小島よしおなどもいる)に属している。彼女を初めて知ったのは4、5年前のアサヒ芸能のグラビア記事。だいたひかるらと一緒に女芸人特集で載っていた。天使のような格好をした写真と共に、「歯科助手出身の毒舌美人女芸人」あたりの紹介があったと思う。しかし、地方に住む私がテレビで彼女を拝むことはほとんどなかった。ところがである。ここ数年、インターネットの動画サイトやDVDなどでマニアックな支持を集めていたらしい。結局は地上波テレビでは流しづらいということだ。

 当初は友近のような一人語り(芝居)を続けていて(米屋さん、試験勉強をする少女、天使などのシチュエーション)、近年はかなり危険な狂気女性(精神を病んでいる?マサコ)などを演じている。手には包帯を巻いたくまのぬいぐるみ(「多毛症」という名前)を持ち、白いパジャマ姿で絶叫して狂喜乱舞していることが多く、好みがはっきり分かれそうである。

 生放送のある決勝戦で、どこまで彼女がやってくれるのか興味が尽きない。おとなしめなネタにならず、ドッカーンとはじけて欲しい。

生きる

2008-02-09 00:37:21 | Weblog
 半年ぶりに、職場の帰りにコマレオに寄ってみた。コマレオは福島市鎌田にあるパチンコ屋と食堂と岩盤浴とカラオケとバラエティショップなどが1つのビルに入っているところである。特に地下1階にあるバラエティショップは私のお気に入りで、一見乱雑で商品管理しているの?!と思えるものの、私が勝手に福島市のドンキホーテと呼んでいる場所である。頻繁に行くと大きな発見はないが数ヶ月、間を置くと、こんなのが売られているのという発見があるのだ。

 今回の収穫は黒澤明監督のDVD「生きる」である。他に「羅生門」や「白痴」「野良犬」「姿三四郎」なども置いてあった。(本当は「七人の侍」があればそちらを買いたかったのであるが…。)韓国製のリージョンフリーで1,575円。英語と韓国語の字幕付きとなっているが、字幕なしにすれば、音声自体が日本語なので、普通の日本映画として見られる。映画は制作後50年でパブリックドメインとなるのが一般的であるが(ちなみに1954年以降制作の映画は新・著作権法で保護期間が20年間延長された。)、黒澤作品は黒澤個人名義の映画著作物とされ、黒澤明の死後38年まで保護対象となっており、国内の廉価版には東宝が販売差し止め訴訟を起こしている。

 今回購入したDVDはハングルで記載されているので、黒澤の遺族や東宝が許可を与えたものかどうかは分からない。もしかしたら、日本の著作権法と韓国の著作権法では保護期間が違うのかもしれない。しかし、東宝が販売しているDVDの半額で買えるので、その点が素直に嬉しい。

中国製農薬餃子と生活協同組合

2008-02-02 20:21:16 | Weblog
 ここ数日の話題は中国からやって来たメタミドホス入りの冷凍餃子だ。我が家でも職場でも、「中国製ってどうなのよ?」といった話が交わされている。

 今回のニュースで一番気になったのが、一般のスーパーマーケットだけでなく、日本生活協同組合連合会(以下、コープ)の店舗や宅配で、同商品や同じ工場で生産された冷凍食品が販売されていた点である。現段階では農薬混入のルートがはっきりしていないので、コープの責任を追及することはできないが、朝日新聞のサイトによると、去年10月の組合員向け宅配カタログに「品質面や日付管理などをチェックしており、HACCP(米国発祥の衛生管理手法)やISO(国際標準化機構)に基づく管理が行われ、安全性を確認している」と載せたそうだ。噴飯ものとまでは言わないまでも、本当に責任を持って商品を販売しているのか疑問を持ってしまう。

 コープは戦後間もなく生活の向上や食の安全などを目的に組織され、多くの実績を残してきたことも理解できる。でも、個人的なことを言わせてもらうと、ここは本当に組合員・消費者を考えているのだろうかと思ってしまう。私が子どもの頃は共稼ぎが少なく、多くの母親たちは主婦をし、生協の班活動などに参加していた。共同購入や学習会である。学習会では大手企業が大量生産する食品内に潜む毒性などを採り上げていたのである。よく話題に上ったのが「コーラは歯や骨を溶かす」である。私の母はそれを信じ、我が家にはコーラはなかった。よくよく考えれば、酢の物やミカンでもミクロ的に見れば歯が溶けていたのかもしれない。もちろん、生協店舗の陳列棚にもコーラは置いてなかった。子どもだったので他の友だちのようにコーラを存分に飲みたい気持ちはあったが、これはこれで一貫性があったので私は「コープの禁コーラ」を問題にはしなかった。

 しかしどうだろう、今の生協の店舗に行ってソフトドリンク売り場をのぞくと、C社やP社のコーラが大きなペットボトルで売られているではないか! 昔と今ではコープのスタッフが違うと言われればおしまいだが、私としては腑に落ちないものが残った。

(*`Д´) ムキィ!!

35歳超は羊水腐る

2008-02-02 19:39:01 | Weblog
 歌手の倖田來未が「35歳超は羊水腐る」とラジオ番組で発言し、波紋を広げているようだ。思ったことを大っぴらにする性格は以前から有名だが、やっぱりMISONO(ダイエット企画で名前を売った歌手。「倖田來未の妹」と肩書きされる。)のお姉ちゃんだよね…。クイズ番組やトーク番組でのMISONOの知的な基礎・基本のなさといったらない。正月の特番では「万里の長城」をどっかの山の「頂上」と勘違いしていたし…。「クイズヘキサゴンⅡ」のレギュラーでもありますが、痴性で売っていくとは情けない。

 痴性といえば(うーん、強引!)、このところ、私へ届くスパムメールの数が恐ろしいことになっている。今から24時間前から現在まで届いたメールのうち、私が送信を望んでいたもの(購読中のメールマガジン、以前に楽天市場を通して購入した店からの案内、「教えてgoo」の質問メールなど)が20通、全く望んでいないバイアグラ通信販売や出会い系、サイト入会金督促などで約80通。一応、ソースネクスト社のウィルスセキュリティをインストールしているので、スパムは迷惑メールというフォルダに入る。しかし、一般の受信フォルダにもスパムはかなりの数入っているし、迷惑メールフォルダに購読中のメールマガジンが振り分けられてしまうこともあり、結局、全部のメールに目を通している。もちろん、怪しいものはタイトルを見るだけである。

「スパムメールを減らすには来たスパムのアドレスを登録して2度と来ないようにすればいい。」という方がいるかもしれないが、そんなに簡単ではないようだ。同じ内容のスパムが違ったアドレスから同時に発信されていたり、時間をおいて違うアドレスから発信されているからだ。スパムとして登録しても、違ったアドレスから発信されれば、防ぎようがない。相手はアルファベットを適当に組み合わせたアドレス宛に何万、何億とメールを送信して、実在しているメールアドレスを把握しているのだから、素人の我々にはしらみつぶしで迷惑メールとして登録するか、スパムが来ようが馬耳東風で何も気にせず生活するしかないようだ。 

スィーニー・トッド

2008-02-01 21:20:50 | Weblog
 尊敬するティム・バートン監督の映画「スィーニー・トッド」を見てきました。昨日の午後はいつものように接客する予定でしたが、風邪を引いてキャンセルするお客さんが大勢いたために私の出番がなくなりました。それで、急遽、時間休暇を取り、映画館へ。封切り間もなくても、さすがに木曜午後4時頃の映画館には20人ほどしか観客がいません。

 一言で言えば、悪趣味ミュージカル映画です。私の目には偉大なる凡作に映りました。とにかく暗く、グロテスク一筋の作品です。バートン監督には今までもゴシック・ホラーっぽい作品がありましたが、今作はファンタジー的な要素もなく、救いようのない暗さです。画面の色調は彩度を下げ、モノクロにちょっと近いものになっていて、セット関係なども含め、「スリーピー・ホロウ」に似た感じです。筋は大量殺人が中心で、「マーズ・アタック!」の火星人が意味もなく連続して人殺しをしているシーンを彷彿とさせました。

 初めの頃は展開が遅くだらだらした感じですが、中盤のパイ屋の女主人と業務提携(?)をする辺りから面白くなってきます。殺しては地下室へ、殺しては地下室へ…。殺人にも美学(いや、様式美か)があり、ここいらはバートン監督の本領発揮といったところです。ラストの結末は急展開過ぎるし、消化不良でした。「殺した女は、実は…だった。」というストーリーは元々の舞台の脚本を受けたものなのでしょうが、ちょっとありきたりで、いい意味での裏切りが欲しかったです。

 理容店でひげを剃られるのが怖くなりそうな映画ですよ。

 ☆ 総合得点 77点