井上もやしの日常

ほぼ「つぶやきの墓場」となっております。ブログやSNSが多様化して,ついていけないのでございます。

映画「THIS IS IT」  ~アーティストの肉体~

2009-11-09 17:47:29 | Weblog
 ひとっ風呂浴び、くねくね道路を下って福島市の市街地へ向かいます。途中の在庭坂にあるそば屋「胡々里庵(ここりあん)」で昼食を摂ることにしました。結構混んでいて、市内では評判の高い店のようです。道路から見える看板の「営業時間 11:00~売り切れ終了」にも職人気質を感じます。

 玄関を入ると、「店の者が案内しますので、お待ちください。」との貼り紙があったので待ちました。…。…。…。誰も案内してくれません。仕方なく厨房に向かい、「一人ですけど、よろしくお願いします」と店の人を呼びました。案内されてテーブルに着きました。あれ、この席だけティッシュボックスが空になっている…。他の席はちゃんとセットされ、ティッシュ1枚がぴょこっと頭を出しています。案内した店員さんもこの様子が目に入るだろうに、そのままなの…。次にそば茶が出されました。

 茶碗の上の方にピンクの模様がありました。桜か梅の花びらかな、風流だなあなどと、ん? 違う、よく見たら、外側だけでなく内側にもあります。明らかにピンクの口紅です。次に店員さんが来た時に「ここが汚れていますよ。」と優しく言って取り替えてもらいましたが、食欲が萎えます。茶碗の内側も外側も汚れていたのだから、お茶をいれる時に見えそうなものですが…。

 そば自体は一番粉主体の白い上品なそばで、可もなく不可もない味(私の好みはそば殻に近い部分の多い、黒っぽくて香りが強いそば。)でしたが、まあ、もうここには来ないでしょう。客が不快に思うことに「気付く」か「気付かない」か、この差が評価を分けます。私もサービス業の端くれ、他山の石としたいです。


 おっと、映画の話でしたね。余り映画を見ないであろう同僚が「マイケルの『THIS IS IT』がとってもよかったの。もう1回見に行こうかと思っているの!」と話していました。限定2週間上映のはずが延長となり、北米を始めとして世界中で記録的な興行収入のこの映画を見てみようと思いました。

 午後2時10分開始の回なのに20人も観客がいます。平日の昼間ということを考えればこれは大入りです。ロンドン公演を前にしてマイケルたちのリハーサル風景を収めた映画です。途中、オーディションを受けたダンサーたちのコメント、マイケルのジャクソン・ファイブ時代の映像などが挿入されましが、中心はリハーサルで、延々と流されていきます。延々といっても全く飽きません。マイケルが自分の意見を挟んだり、コンサートの時にステージ背面に映す映像作品を演出したりと、微に入り細に入り、リハーサルの舞台裏を見せてくれます。もちろんマイケルの歌、ダンス共に最高で単なるアイドルではなく彼は自分なりの意見を持ったアーティストであることを実感できます。映画中の歌には日本語訳字幕がなく、マイケルに詳しくない私は何を歌っているか全く分かりません。でも、そのためにかえってマイケルの声そのものや躍動する肉体に目が行きました。素敵すぎます! コンサートといえば、地上波テレビで大晦日の「ジャニーズ・カウントダウン・コンサート」を見る程度の日本人には、マイケルやスタッフたちの桁はずれたプロ意識が羨ましいです。50歳なのに精密機械のように動き、常に観客を楽しまそうと考えて演出をするマイケル。帰り、映画館から駐車場に戻ろうとして鎖につまずいてスネをすりむいた49歳の私とは段違いです。近年は整形や奇行ばかりが注目されていましたが、彼は永遠のポップスの神です。


 ☆ 総合得点  89点

あったか湯

2009-11-09 17:25:05 | Weblog
 7日(土)が出勤日となったので、今日がその代休となりました。

 寒くなってきた時期なので、朝食を摂ってから高湯温泉の公共の温泉施設「あったか湯」(←ダジャレですね!)へ。出来て5年くらいになりますが、土日は混雑しているとの話を聞いていましたが、月曜の午前ならそれほどではないでしょうと出掛けました。

 入湯料は250円(「入浴時間は1時間でお願いします。」と貼り紙がありましたが、入湯時刻が印字された紙を渡されることもなく、一人一人をチェックしてないので、どうやら目安のようです。)。近くの旅館は日帰り入浴700円との看板が出ていました。それと比べるとかなりお得です。券売機でチケットを買い、受付窓口にそれを出してから、階段を下り、脱衣場へ向かいました。風呂場は硫黄の香りが漂い、お湯の中では湯の花が舞っていました。湯の温度は42℃で家庭のお風呂より高めです。5分入って、5分休むような感じで風呂場にいました。誰かと話す訳でもなく、熱めの風呂に入るのですから、1時間が限度ですね!

 帰りにあったか湯の南側にある高湯温泉の源泉を覗きました。一見、建築現場みたいでした。