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* Moty'l(モティール)の素 *

モティールとはチェコ語で“蝶”の意味です。チェコアニメが好きなのでこの名前を付けました。
 

《ドライブ・マイ・カー》

2022年02月17日 | 映画
今話題の映画《ドライブ・マイ・カー》を観に行った。

村上春樹を「春樹先生」と敬愛している友だちがいたりして、何作かは読んでいるので、この作品は読んでないけど、ハルキワールド感は何となくわかるなぁ
文学っぽい、独特なムードが漂っていて、原作読んだら違うのかもしれないけど、空気をうまく捉えている気がする。

村上春樹の性描写がいつも強いなと感じていたのだけど、映画でもかなり攻めたシーンが
それにしても西島さんがずっとカッコ良すぎて

上映時間が3時間あるので、観るかどうか迷ったんだけど、引き込まれてそんなに長く感じなかった。
この作品が好きかどうかはわからないけど、何か空気に飲まれたというか、出口を一緒に探すというか…

アカデミー賞候補ということもあって、いつも4分の1も埋まってるかどうかの劇場がかなりいっぱいだった。
授賞式が楽しみだ





《クライ・マッチョ》

2022年02月03日 | 映画
そう、クリント・イーストウッドの監督&主演作品です。
御歳90歳やー、すごい
もう、めちゃめちゃリスペクトしてます

とはいえ、70代くらいの俳優が演じた方が良かったのでは…と思わなくもないけど。
どうしてもね、90歳にしてはまったくしっかりしてるのだけど、やっぱり、足元がヨボついて心配だし、ストーリー的にはせいぜい70代だと思うのよ。

もちろん、変わらぬ渋い演技は素敵なので、イーストウッドならではってとこもあるんだけど。
ダーティーハリーなら…と思ったりして、歴史を感じます

白人ではない少年との交流は「グラントリノ」とイメージ被るけど、こっちはまあ、一応ハッピーエンドと言えるラストかな。

ボロくてもいつも車がかっこいい

死ぬまで映画撮って欲しいです。いや、きっと撮るでしょう

映画後にフードコートでピザ食べました
美味でした
幕張イオンのPizza Mealというお店です。


《チョコレートドーナッツ》

2021年10月22日 | 映画
レンタルした《チョコレートドーナツ》という映画を観る。
開始10分。あれ?何か…見たことあるぞ。

そう、私は2年くらい前にこの映画見た。
でもラストどうなったか覚えてないし、せっかく借りて来たから見よう。

ストーリーはネグレクトの母親を持つダウン症の子供と彼を引き取って育てようとするゲイカップルの話。
それだけでもインパクトある設定なのに忘れてるとは…

さすがにまた忘れるってことはないと思うけど、何かいまいちインパクトがないんだろうなぁ。なかなか魅力的な作品なんだけど


contagion(コンテイジョン)

2021年10月12日 | 映画


「contagion」とは「感染、接触伝染、その病原体」という意味らしい。
新聞の記事にこの映画のことが書いてあって「まさに今のコロナ禍に起きているような状況を描いている」というようなことが書いてあったので(正確には覚えてないけど、そんな印象の内容)、気になってレンタルして観てみた。

監督は「オーシャンズ11」の監督、スティーブン・ソダーバーグ。
世界の色んな場所で咳込む人の姿。
「クラスター」「パンデミック」もはや私たちにお馴染みになったワードが出てきて、ワクチンの開発とか都市封鎖とか、この映画が2011年の作品だと思うとコロナがまさにそれをなぞっていて、予言のようでちょっとゾッとする

監督のソダーバーグはコロナ禍をどう見ているんだろう。
ちょうど最近オーシャンズ11を見返したところだったので意図せずソダーバーグづいているのだけど、この人、天才かもなぁ

今の状況の答えが見つかるわけではないかもしれないけど、今だからこその緊張感バリバリのリアリティ
オススメの作品です



久里洋二

2021年08月25日 | 映画
行けないかもしれないけど、妄想旅行計画でも立てて楽しもうかしらと旅行本を求めて図書館へ
買い物もあって荷物になるので、ことりっぷみたいなコンパクトな本を探したのだけど、るるぶ的なものしか置いてない。
蔵書の少ない図書館です…

でもこんなDVDが置いてあったので借りて来た。久里洋二さん、NHKのみんなのうたとかは知ってるけど…
見たらめっちゃシュールで、はっきりした描写はないのだけど、セクシャルな雰囲気漂う…子どもがいるとこで見てたけど、これは子どもと見るやつではないアニメか…と短編集なのでその作品までで一旦やめる。

しかし、久里ワールド、非常にアート感あふれる世界です。
谷川俊太郎さんが参加してる作品もあって、中には実写で、椅子に15分座る色々な職業の人を撮影するというのには芸術は爆発だ!の岡本太郎さんも

60年代とはいえ、今見ても前衛的、いつの時代でもよくわからないものは前衛的でアート感満載だ

私はほのぼのしたものの方が好きなので、好きな作品ばかりではないけど、作品の熱と思いには感じるものがある。

とにかくルールなんてない自由な発想が素晴らしい