* Moty'l(モティール)の素 *

モティールとはチェコ語で“蝶”の意味です。チェコアニメが好きなのでこの名前を付けました。
 

スタンプ作り(工程)

2019年01月27日 | 日記
LINEのスタンプを作ったけど、自分で作ったものも自分で購入しないと使えなくて、保有コイン0だったため、コツコツ貯め始めました…
今まで無料のスタンプしか使ってなかったけど、自分で使いやすいのを作ったから使いたいのです
でもコイン貯めるのって地道…
なんかがっつり稼ぐやつは怖くて手が出せず。
おいしい話には落とし穴がありますからな
このスタンプ作りの過程の絵がシュールだったので載せます重い謝罪です
気持ちが伝わると思います
とにかくコインをせっせと貯めねばなぁ。

《猫楠》水木しげる

2019年01月27日 | BOOK
20年程前の学生の頃、友達から借りて読んだ水木しげるの「猫楠」。
粘菌学者の南方熊楠を描いた漫画である。
2年程前に行った博物館の《きのこ展》で熊楠のきのこの絵が展示されてたなぁ

今回はママ友から拝借。これを持っている人とそう出会うのもなかなかレアなんじゃないかと思うのだけど、不思議なことにまた御縁がありました
破天荒な印象と猥褻な感じは記憶に残っていたけど、やっぱりとてつもなく破天荒でした

全裸で過ごし、ゲロ吐きまくりのとにかく強烈なキャラ。
しかし、粘菌の世界からこの世とあの世を繋ぐような人間離れした感覚と能力と探究心とで人を惹きつけ、尊敬される不思議な魅力の妖怪みたいな人なのだ

さらに孫文や天皇陛下、徳川に柳田國男というすごい人たちとの交流があったりと夢のような人物が登場してくる。

水木さんの漫画にもエロあり、妖怪などの不思議な存在ありで、共通するところがあると思う。

ただ熊楠は結構下ネタ三昧だから朝ドラどころかドラマ化も難しそうだけど
テレ東あたりで、モザイクありの音声ピーありの
深夜ドラマなら…いやいや、深夜にはもったいないようなすごい人物なんですけどね


《レッツ ‼️古事記》

2019年01月23日 | BOOK
友達に借りた、イラストレーター五月女ケイ子の《レッツ古事記》古事記についてあまり考えたことがなかったけど、随分奇想天外な…この本は随分コンパクトに噛み砕いて描かれているに違いないので、ほんとの古事記を読んだら破天荒な展開過ぎてよくわからなそうだ

案外昔の人が考えた神というのは、わがままで欲深く無茶なキャラなので、人間以上に人間的だったりもする。
はっきり言ってこんな無茶苦茶な人に神通力与えちゃダメでしょ
元々、神は破天荒だから怒りを鎮めるために崇めて奉って気分良くしていただいてということのんかな。
私たち、「今年も一年、神の怒りを買わぬようお願いします」ってことで初詣行ってるのか

今度、神社行く時はそこでは何の神様が祀られているのか今までよりも興味持てそう

人間失格/太宰治

2019年01月19日 | BOOK
少し前には太宰治の「きりぎりす」を読んだのだけど、すでに全く内容が思い出せない…
ほんとにわりと最近なのに

読んだ本や観た映画のタイトルは日記的な記録として手帳に記入しているが、自分でも驚くほど内容は覚えてないことが多い。

読んだり観てる間はその世界に浸って楽しむのだけど、その後は一瞬で忘れてしまうのだと思う。
観たことある作品を再度観ても、初めて見たかのように新鮮さは楽しめるが、脳に蓄積されなさすぎて有意義なのか無駄な時間なのか甚だ疑問である。

でも昔はこんなにはスッポリ忘れなかった気がする。これはやっぱり…老化現象なのかしら…
とくに軽めな本の内容は映画よりもすぐ忘れてしまうので、人に薦める時も「なんか結構好きだった」とかかなりざっくりと雰囲気のみしか伝えられず…

で、「人間失格」は、内容は度々内面から破綻の波が押し寄せる感じなのでまあ、とにかくダメにならざるを得ない男というか。
自叙伝的小説ということで、入水自殺をするくだりもあり、そんなこんなで太宰は結局自殺する道しか選べない人間だったのかなと。
しかし、この小説に遠からずな人生を送った太宰治という人間が実際にどういうテンションで生きていたのか興味があるなぁ