新☆本若記☆

本若劇団員の稽古やら、日常やら。

その時代に思いを馳せて*渡辺

2013-05-23 09:57:00 | 芝居本若
こんにちは。渡辺です(^-^)。

第九回本公演「刀盃 宵ノ梅乃香」の特設ページが開設されました!
えり香ちゃん、うえじさんが頑張ってくれました。
これからどんどん稽古場の様子などお伝えして行きます!
皆さん、ぜひご覧くださいね

さてー。今回のお話は幕末が舞台。
脚本を書くにあたって、本を読んだり色々情報を集めたりするのですが…。

本当に、この時代はなんてみんな一途なのだろう。
とつくづく思います。

薩長や新撰組など有名どころはもちろんですが、他の全く有名じゃない藩にも、異国から日本を守ろうと奔走した人たちがたっくさんいて、それは武士だけではなくて…。

でも理想を掲げて奔走しても、それは必ずしも思い通りにはならなくて。
特に権力から遠い名もない志士たちは世界情勢なんかわからないまま、ただ国を、主君を、大事な人を守るために命を投げ出していたんだなぁと。

後の私たちからみたら、滑稽に見えてしまったり、苦笑いしてしまう部分もあるけれど、そのエネルギーには強く心を打たれます。

さらに、胸が詰まるのが、彼らが同年代であること。
享年、30代、20代…。時には10代もいます。
しかも、お公家さんから、農民町人まで偏らず。

切ない。

熱く突っ走る男たちの無事を祈る女の人たちも確かにいたはずで。

そんな時代のお話を、想いを、次回お届け出来ればなぁと思っています。


写真:合宿で訪れた霊山護国神社。
龍馬と中岡慎太郎が眠るお墓からの京都市街の眺め。


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