Shime Room2

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懐かしの小見川駅

2006-08-16 10:08:15 | Weblog
8月13日(日)、小見川(母の故郷)に盆のお参りにご無沙汰をしているので、昔お世話になった叔父さん、叔母さんに会いに行った。
叔父さんは腰が悪くなってしまって不自由をしていたが、80歳と言うお年になっており月日の流れの速さに懐かしさもひとしおだった。
子供の頃と言っても気が付いたらこのお墓参りコースは毎年恒例だったのである。
まず、佐原と言う所のお墓参りを済まさないとここの小見川に来て遊ぶ事は出来なかったのである。なんせ子供が全部集合すると,本家、分家と私達兄弟で9人、歳をつらねて並ぶのである。
朝から日がな一日、トンボ取り、ザリガニ取り、ドジョウ取り、利根川の土手を走り回り、おやつは畑でもぎって来た取立てのとうもろこし、夕暮れになるとどこともなく匂ってくる、風呂をマキで燃やすにおい、暑さでほてった庭は涼しげに水がまいてあり、お風呂はこれまた五右衛門風呂と言って熱くなった鉄の釜に足元だけの板が自分の居場所なのである。東京の子供にはなんとも楽しみな体験の時間であった。夕食の時、皆で座った板の間、座っているのがワラで編んだ丸座布団、ナスの味噌汁、それぞれが懐かしく頭に浮かんで来る。勿論、後を継いでいる従兄弟を呼ぶのも当時の呼び方である、[げんちゃん!]なのである。その呼び方がちっとも不自然でないのは周知のところである。そのげんちゃんが懐かしい小見川の駅へ連れて行ってくれた。千葉の駅から成田回り、銚子行きに乗るのだ。何十年と変わってないと言う、行って見てびっくり、その通りホームを繋ぐこの橋もサビていて当時から何もしてないのかと思うほどだった。この写真は駅の渡り階段の上からのもので、左の白い帽子が私。

入場券でホームに入り、そこに立った私は急にいやでも当時のその頃が襲って来て、何十年前、母と立ったホームを体で感じ、胸がいっっぱいになった。
JRの千葉行きの電車がホームに入って来た。SLに乗ってまだ遊び足りない気持ちを抱いて、帰った昭和の時代がよみがえった。

昔の夏休みの宿題はなんと言っても絵日記だった。当然この時は迷う事なく田舎での思い出がいっぱい書く事が出来た。今日では絵に描いた様な夏休みである。

4人で歩いた黒部川の夕暮れもきれいだった!田舎はいいな~。
小見川の水上花火は有名で毎年8月1日で、この川の近くだそうな。
もしもだけど、来年行けるといいな~。
今日の思い出をげんちゃんに感謝、感謝!

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