わかってはいるんだけど。

昨日、帰宅したあと、『アゲハ蝶』とか『サウダージ』とか歌っていた。やっぱり晃弥に気付かれた。
ってか気付いてほしかったのかもしれない。
このとき晃弥がいなかったら、たぶん壊れてた。
ずっと泣いてた。

自分でも思ってるよりずっと好きだったみたいだ。
愛と呼ぶには嫉妬深くて執着が強すぎて。
恋と呼ぶには穏やかで優しくて。
よくわからない。

「どうしてあんなことを書いたんだろう」

そんなこと言っても仕方がない。
わかってはいるんだけど。どうしようもないんだけど。
でも、忘れられない。

なんとかしなきゃ、と思って語劇に集中してみる。
なんだかんだ言って本番まで1ヶ月きった。やるしかないんだ。

それでもって22日のワークショップの課題を読んでみる。
『マクベス』だって。魔女たちがマクべスとバンクォーに予言をする、荒野の場面。難しい。何度読んでもよくわからない。ってかイメージがわかない。
ついでに言うと、語劇のほうもイメージがつかみにくい。どこで誰がどう動けばいいのか、まったくもってわからない。
やっぱり最初っからキャスト希望でいればよかったのかしら。
まあ、やるしかないんだけどね。
久々の舞台。久々の男役。
みんながやる気がすごくあるわけじゃないってのはわかってはいるんだけど。
もうちょっと、協力しよう。ね？　立ち稽古以外のときもね。