白髪頭の独り言パート1

2011年を機会に隠居しようと思ったんですけど、大震災だもの、老け込んでいる場合じゃないよねー。

「いんぴん」かだりに、成ってしまいますー。

2011-05-08 | 日記
いよいよ、我がバンドの活動再開のため、今日は「コンパス」というスタジオを借りて、全体練習をやりました。


震災前までの練習場所だった、仙台港の「アクセル」は使用不能で、改修の見込みが無いとのことなんで、練習場所は渡り鳥生活が続くんですよねー。

選曲についても、こんな時期ですから自分たちのやりたい曲だとか、ジャズに拘ってる場合じゃないってことで、聴衆が歌いだしたり、踊りだしたくなるような、なんぼでも楽しくなるような曲を集中的に選びました。こんな曲で当分の間は続けて行くことに成るんだろうと思います。

それでも、震災直後は、私たちも、とても音楽をやる心境では無く、電気、水、食料が先でしたから、何とか音楽をやる雰囲気、聴いて貰えるかなあって雰囲気には成って来たとは思うんですけど、メンバーの中でも被害の大きかった人は、やっぱり音が重いというのか、暗い感じは否めませんねー。

コンパス」の隣にこんな看板がありましたー。


前にも書きましたが、このいんぴん完全な仙台弁で「偏屈」「屁理屈」「嫌味」のような意味で、それで固まってるような人を「いんぴんたがり」、言う人を「いんぴんかだり」と言います。結構難しいですよねー。実は昔、職場の後輩に、「この言葉は標準語だから、広辞苑で調べて見ろ」なんて言って恥をかいた曰く付の仙台弁なんです。

家に帰って、テレビをつけて、「楽天イーグルス」=「西武ライオンズ」の試合を見たら、今日も、もう3点も取られているんですよー。しかも相変わらず「楽天イーグルス」は無得点なんですよねー。

これはーいんぴん」かだらないでは居られないですよー。

かりかり「いんぴん」かだってたら、誰だかが一発ホームランが出ましたねー。この三連戦で初めての得点じゃないですかねー。

考えてみれば、私の父親は「いんぴんたがり」の集落、メッカのようなところの出身者でしたから、きっと元々私にも脈々と「いんぴんかだり」の血は流れているんでしょうねー。

この三連戦は西武の大したことない三人のピッチャーに自信を付けさせるためにやったような三連戦でしたねー。
あらーっ 今度はホームランまで打たれてるー。 4-1の、またまた「乾杯」じゃなかった「完敗」でーす。

今回の三連戦の記憶を私の頭の中から完全に消去するため、今晩は、おおいに飲みマース。「完敗」じゃなく「乾杯!」でーす。ちなみに被災地で唄った、ながぶち君の「乾杯」に痺れましたので、今日、練習したんですけど、アレンジのためか解りませんが、全くノリが悪かったので、没にしました。やっぱりこの曲は、ながぶち君でなきゃー駄目みたいです。
おっと! 忘れる所でしたが、私の娘は「いんぴんかだり」の標本みたいな娘です。親譲りなんだか、隔世遺伝だかは、わかりません。