白髪頭の独り言パート1

2011年を機会に隠居しようと思ったんですけど、大震災だもの、老け込んでいる場合じゃないよねー。

東日本大震災8日目人間模様。

2011-03-18 | 日記
地震発生から、8日目です。報道を見る限りは、石油類も食料品も物流搬送がどんどん好転しているようですが、当然激震地優先ですから、仙台市街地には、新規の商品はまだ入って来ないようですねー。
今日は奥さんも仕事に出たし何にもすることが無いんで、ぶらーっと街の様子を見て回りました。
若林区のGSも一般車両には、給油しないそうです灯油に付いては見通しが立たないって言ってましたねー。
生協、スーパーには相変わらず長蛇の列ですが、今日も揉めることも無く皆さん整然と並んで、順番を待っています。たまに気が付かずにか、作為的か知りませんが列に割り込みをしそうな叔母ちゃんが居ると、周囲から一斉に「順番に並んでるんだよー」、「日本人は行儀良くしなくちゃ駄目なんだよー」の大合唱が起こります。この辺には中国の方も沢山住んでいらっしゃるんですよねー。「仙台人」にして貰えばなーなんて思いました。近所の八百屋さんは、入荷が限られている商品は店の人が「一人一個ですよー」って、並んでいる人の列を前から、希望の人に配っています。取り合いをする様子も無く、最後の一個を取った奥さんが後ろの欲しそうにしている御爺さんに譲ってあげてましたよー。
荒町商店街の飲食店もちらほら開店していますねー。普段はお客さんが入ったのを見たことがないようなお店まで満杯に入ってます。スナックのようなお店もお弁当を売っているようです。お店の前の戸板の上の商品も口に入る御菓子なんかは何でも飛ぶように売れてる感じですねー。
車でおにぎりを売ってるお兄ちゃんがいました。一個300円だそうです。へぇーと思って少し様子を見てたら、一人の強そーな叔母ちゃんが大声で「仙台人だら、そだ汚ねー商売すたら、駄目だべっちゃー。良識ある商売すてけさいーん!」って文句言ってましたよー。どうも仙台の青年では無いらしく、言われている意味が伝わってないようです。周りも一斉に「うんだべっちゃー!」の大合唱。一寸お兄ちゃんが可哀そうになる勢いでしたねー。なら買わなきゃ良いのになあと思ってたら、結構買ってる人がいましたねー。武士は食わねど、高楊枝って言うから、買った人達のご先祖は武士では無かったんでしょうねー。
ヨドバシ」も開店していましたねー。どれだけ整理されたのかなあと思って覗いたんですけど、バッテリー類は空っぽになってます。炊飯器なんか買って、持ってる人がいましたよー。まさか中国の観光客じゃないよなー。
まあしばらくは開いてる店はどこも行列ですねー。でもやっぱりオープンしてるってのは、気分的にホッとしますねー。
奥さんが、「パートして以来最高の21万も売れた」って興奮気味に帰ってきました。普段は4~5万ぐらいらしいですけどねー。本業のものでは無く、お菓子類ばっかりだそうです。普段なら見向きもされず、埃でもかぶってるような物じゃないのかなー?。
それでもやっぱり店を開けて貰うと嬉しい感じなんですよねー。
面白いって言ったら時節柄不謹慎ですけど、町の様子、人間模様を見て歩くだけで、楽しい感じなんですよねー。