昨日の台風9号は、各地の河川で警戒水位を超えたり氾濫したり大変であった。
境川、鶴見川、大栗川、湯殿川、浅川、野川とテレビでも名前があがっていた。
今日雨も上がったので、Mさんと近所を歩いてみた。
遊歩道には、大量の葉と小枝が落ちていた。
虫は少なく、キボシカミキリだけがあちらこちらで見られたくらい。
途中でGさんに会い、「クリの木の大きな枝が折れて、カミキリの蛹がいた。」と教えてくれた。
クリの木の大きな枝が折れていた。
その、残った幹のところに何やらいる。
良くわからないが、大きな触角があるので、カミキリではあるが。
これでは、丸見えなので、鳥かほかの昆虫などの餌食になってしまいそうである。
カミキリの蛹を材から出して育てられるかわからないが、取り出してみた。
2匹いたとのことだったが、上の穴にいたと思われるのは地面に落ちていた。
大きいのでシロスジカミキリだと思うが、いつもコナラで見ているのだが、クリの木にもいるようだ。
これを白い紙において撮影する。
大きさは、5cmくらいある。
なんとも、触角をきれいに巻いていて、脚や翅も同じようにそろえている。
2枚目の写真の左の蛹は、尻の先端がないように見えるが大丈夫なのだろうか。
枝が折れたときの影響だろうか。
でも、こちらの方がよく動いて元気だったのだが。
とりあえず、カブトムシ用のおがくずに埋めて飼育ケースに入れたのだが、これで羽化するのだろうか。
夏に材の中で蛹化して、一カ月ほどで羽化し、そのままそこで越冬して、翌年の初夏に羽脱するという。
さて、一カ月ほどで成虫になれるのだろうか。
人口蛹室というのは知りませんでした。
クワガタ飼育の方は常識なのですね。
カミキリも同じような蛹室が必要なのかわかりませんが、おがくずに埋もれてしまっては難しいですね。
もう少し調べてみます。
調べると、取り出してしまったカミキリの蛹を育てるのは難しいみたいですね。
いずれにしろ、カブトムシやクワガタの飼育はたくさん検索できますが、カミキリは少ない。林業や果樹栽培などでは一番の害虫のようですから。
子供の頃は平気だったと思いますが今はとても手で触れられません。昆虫とかにもっと愛着を感じる様になれば良いのかも?それにしても何時も鮮明できれいな写真ばかりで感心しています。
昆虫と言っても、苦手なものもあるので、そういうのはスルーしてます。
寄生蜂なども、びっくりする世界ですが、知らないところで普通に営まれていますね。
子供に虫は平気と機会あるごとに教えています。