アメリカのテレビで中国に1兆3千億ドルの借金があるが、どうしようかという番組で、どうも視聴者参加の番組らしいが、参加した子供が中国人を皆殺しにすれば借金を返さなくていいといったのが放映されたらしい。
在米中国人が抗議してテレビの司会者が謝罪したというんだな。生放送だったんだろうな。
ところでアメリカは日本に対してもシナと同じくらい、わずかに少ないが、借金をしている。アメリカ国債である。面白いのは日本に返さなければならないとアメリカ人は考えないから冒頭のような質問も心配も出てこない。
日本の借金なんて踏み倒せばいいと思っている。具体的には償還の延長延長で返す気はまったくない。日本から期限が来たから償還してくれと要求してくることはありえないと高をくくっている。
万が一、日本が要求したら、「なにをっ」と睨み付ければ日本は何も言えないと思っているのである。
国債だから市場で売ることもできるがそうするとアメリカ国債が暴落する。かって橋本首相が「売りたくなる」と遠慮がちにつぶいただけで、アメリカからどやしつけられて日本はおじけずいてしまったことがある。
これが国際政治の現実である。