岡山県議会議員 森脇ひさき

2023年の岡山県議選で5期目当選させていただきました。
「命と暮らし、環境が最優先」の県政へがんばります。

子どもの安全気づかい 大きな負担(学童保育)

2020-04-18 | 教育・子育て充実のとりくみ
 新型コロナウイルス感染防止のための国の緊急事態宣言が4月16日、全都道府県に拡大されたことにともない、県内の小中学校、高等学校、特別支援学校が休校されることになりました。(17日時点で授業継続は主に県北の10市町村)

 3月の全国一斉休校の際で、子どもを預かることになった学童保育(放課後児童クラブ)の状況をうかがいました。

 「朝から夜まで子どもの安全や健康に常に目を配りながら支援するというのは、体力的にも精神的にも、通常時とは比べものにならない大きな負担です」
 「『三つの密』を避けるため、できるだけ家庭で子どもを見てもらえるようお願いしてきました。それでも通常の半数くらいの子どもが利用しています」
 「通所時には検温、手洗いか消毒をします。3月中は以前に買っていた消毒液がありましたが、休校が長引くとどうしたらいいのでしょうか。マスクが手に入らないので、子どもも指導員も家庭で手作りして持参しています」
 「子どもを預かっている以上、何かあったらいけないので、とにかく気を使います。マスク着用、子どもが触れる物の消毒、一日中子どもから目が離せず、本当に疲れます」
 「元気な子どもたちに、『くっついちゃだめ』『間隔をとりましょう』と言っても難しいです。子どもたちも大きなストレスを抱えながら過ごしているように感じます」
 「学校の支援員さんや児童館の職員さんに支援をいただき、ずいぶん助かっています。しかし、常勤の指導員の子どもの観察など、一日中気が抜ける時間がないのは変わりません」
 「何か心配事が起きた時には専門家にすぐ相談できるようにしてほしい」
 「要請に応えるため家庭も学童も懸命の努力をしていますが、施設の規模や指導員の体制を考えても、学童で子どもを預かるのは限界があります。保育が『難しい』子どももいます。本来、学校を休みにするのであれば、保護者も休みが取れるようその補償を国がするべきだと思います」

 うかがった声を国や県、市町村に届け、今後の対策に生かしてもらうよう要望したいと思います。
 

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