昨日の続きで 浅川マキさん
何とか Ⅵ・Ⅶを発見
Ⅵのメンバ-は Piano 山下洋輔 Drums 森山威男 Clarinet A.sax 坂田明 Bass 稲葉国光
わたしの金曜日、港町、キャバレ-、あんな女ははじめてのブル-スは 山下洋輔の作曲
神田共立行動で行われたコンサ-トを録音したライブ盤
1.わたしの金曜日2.港町3.ジン・ハウス・ブル-ス4.キャバレ-
5.あんな女は はじめてのブル-ス6.今夜はおしまい7.戸を叩くのは誰8.ボロと古鉄
スタジオ録音より やはり 広がりがあるって言うか
一体感が違う感じがします
このⅥから 1年以上が立って出たⅦ
中の冊子にこんな事がかかれています
※「あけたの店」のなかは すさまじいほどだった
録音機材の一部は すでに店内からはみ出して便所の前に据えられてた
ドラムセット・ベ-スとギタ-のアンプ、オルガンやエレキピアノが並び
床には無数のコ-ド線がはいずって
足の踏み場もない
異様な雰囲気の中に一番に入ってきたのが
つのだひろだった
彼は大きな体で きしむ階段を降りて この地下の店へやって来たのである
彼にとって ジャズ喫茶でプレイするのは久方ぶりにことに違いない
全ての党委が出来て ミキサの吉野金次さんが調整卓の前に座った時には
日も暮れていた・・・ ピアノが鳴った
キタ-が鳴る。 それぞれ思い思いの指ならしである
中略
それにしても レコーディングに参加してくれたミュ-ジシャンは
すべて20代の半ばであったのはなにか不思議な気がしている
このなかでも 23才の坂本龍一さんは一番若い
彼は現代音楽と取り組んで行く
後略
レコーディングは1週間かかったとも書かれていた
1976年 僕も21歳 そろそろ就職の活動をしていたのだろうか
「夕凪のとき」
いまはちょうど 夕凪のとき
風が止まって ほんのひととき汗ばんでいる
すっかり昏く(くらく)なれば
街灯は星に向かって輝いて行く
だが いまは 夕凪のとき
季節の変わり目には 窓を開けて
夜の匂いを待つ
わたしの好きな灯ともし頃は
寂しいときだろうが
このころは今とは違う 空気感が流れていた
何といえばいいのか 昭和のセピア色?
街も人も風景も 何がって ハッキリとは言えないけど
平成・令和とは全く違う
又 フォ-クに戻っていこう