風がヴギウギ

自由気ままな風の様に毎日を切り取っていく

親父の自作本・・・ 一枚の葉書・・・2

2020年10月18日 | 自作本

葉書の趣は

どうやら僕が連絡の手紙を出した事への返事を

母宛に書いた物らしい

千代ちゃんは田植えや稲刈りなどの農繁期には新潟へ帰っていたから

この時は稲刈りの時に合わせて帰ることになり

一時的に変わりのお手伝いさんが必要になったのかもしれない

多分このころ祖父が家で病気療養中だったろうと考えられる

前にも書いたように

僕が小学校の高学年の頃の秋か初冬に

千代ちゃんがなかなか来てくれないので

愛子さんに代わる時期があったが

考えると時期が合っている様に思えるので

この時に帰郷した千代ちゃんの帰りが遅くなたことから

かわりの人を雇う事になったように思われる

唯 ここにあるように

小学校を出たばかりの娘さんが居たというはっきりした記憶は無い

或いは短期間はいた事があったのかもしれない

余りに短い期間で印象にのこっていないだけなのであろう

とにかう判断の決め手がない

しかし 僕にとっては貴重な手紙であることに違いはない

-終-

☆こんなに携帯が普及する前までは

葉書は人を結ぶツ-ルだった

高校の時は 高遠に住む従兄と文通みたいなことをしていて

一週間に一度は書いていた時期があった

葉書はとっておくこともなく 手元に無い

今あれば 酒のつまみみたいになっていただろうし

当時の自分が思い出される・・・

 

祖父・曽祖父の時代の葉書や手紙が保管してある

政治の内容だったり お願いごとの手紙だったり

その人毎に崩し文字があり 文章の50%は読めない 

とにかく 読めないモノばかりですが

3代前から考えれば 100年位の間の手紙が分別されて残っている事は

なにか 当時の動きが読み取れると思う

親父の文中に 祖父が療していたとあるが

その時の お見舞いの手紙なども残っている


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 変化球でもフォ-クソング・... | トップ | 1.2.の散歩 そそそ・そらそ... »

コメントを投稿