パリ第59日 日曜日の外出 8月31日(日)
Aujourd'hui, c'est le dernier jour de la vacance d'aout.
今日は夏休みの最終日ということで、パリに来て初めて日曜日に外出した。とは言っても学校で、一日中インターネットに接続しようという魂胆である。
11時半に行ったが、まだ閉まっていたので、近くの「OKINAWA」という日本食レストランでちらし寿司を食べた。ボルドーとは違い、パリは日曜日にも観光客相手のホテルはもちろん、レストランも少しは開いている。最近通っている金太郎は休みな上に、ラーメン通りにつながるパッサージュも閉まっているので、近くで見つけたわけだ。隣の玉寿司に比べるとシャリは若干落ちるが、これは玉寿司で使っているお米が良すぎるのである。ネタもまずまずだった。だがである。あのお姉ちゃんの接客態度は何?と思った。「ここで食べられますか?」と訊いても、椅子を指さすだけ。おそらく中国人で、日本語も仏語も話せないであろうが、「少しくらいはパリに住んでいるんだから憶えろよ。」と言いたかった。日本人で働いている人はみんな憶えているよ。ちょっと次また行く気になれない。
12時半に戻ってきたら今度は開いていたので、喜んでインターネットにつないだ。すぐにビッグニュースが飛び込んできた。全米オープンで錦織(にしこり)選手がフェレール(スペイン:世界第4位)をフルセットの末倒したというのだ。彼はサービスが武器なだけに、足の疲労回復が心配である。中一日での4回戦は大丈夫だろうか?
さて日本では豪雨のニュース。岡崎市では橋が真っ二つに折れていた。何という雨(?)それとも橋(?)。どちらに驚いて良いのかわからない。
先週の国語の授業で手塚治虫氏の文章を読んだ時、生徒が3人ともに手塚氏を知らないというので、「鉄腕アトム」の話をしてあげた。女の子には「リボンの騎士」の話もして上げたが、興味はもってくれなかった。その時に「ひみつのアッコちゃん」までたどりついたのだ。ユーチューブで調べると、以前からオープニングよりも頭に残りやすいエンディングテーマが見つかった。しかも2006年にリップスという女性3人組がこの「アッコちゃんすきすき」をリメイクして歌っていることも知った。
しかもこの「ひみつのアッコちゃん」が赤塚不二夫氏の作品であることを再認識した。確かに登場人物は似通っている。ただ赤塚氏がいわゆるかわいこちゃんを描くというイメージがあまり無かったので、他の漫画家が描いたのだと勘違いしていた。バカボンのママは頭は良いけれどそれほど美人ではないし、おそ松くんのトト子ちゃんもそれほど目立ってはいなかったからだ。
現在、世界中で空前の日本マンガブームなのではあるが、つくづくこの手塚・赤塚・藤子・石の森各氏らが活躍したトキワ荘がその発祥地になっているんだと強く思った。世の中を変えることは時間はかかるが諦めてはいけない。
Aujourd'hui, c'est le dernier jour de la vacance d'aout.
今日は夏休みの最終日ということで、パリに来て初めて日曜日に外出した。とは言っても学校で、一日中インターネットに接続しようという魂胆である。
11時半に行ったが、まだ閉まっていたので、近くの「OKINAWA」という日本食レストランでちらし寿司を食べた。ボルドーとは違い、パリは日曜日にも観光客相手のホテルはもちろん、レストランも少しは開いている。最近通っている金太郎は休みな上に、ラーメン通りにつながるパッサージュも閉まっているので、近くで見つけたわけだ。隣の玉寿司に比べるとシャリは若干落ちるが、これは玉寿司で使っているお米が良すぎるのである。ネタもまずまずだった。だがである。あのお姉ちゃんの接客態度は何?と思った。「ここで食べられますか?」と訊いても、椅子を指さすだけ。おそらく中国人で、日本語も仏語も話せないであろうが、「少しくらいはパリに住んでいるんだから憶えろよ。」と言いたかった。日本人で働いている人はみんな憶えているよ。ちょっと次また行く気になれない。
12時半に戻ってきたら今度は開いていたので、喜んでインターネットにつないだ。すぐにビッグニュースが飛び込んできた。全米オープンで錦織(にしこり)選手がフェレール(スペイン:世界第4位)をフルセットの末倒したというのだ。彼はサービスが武器なだけに、足の疲労回復が心配である。中一日での4回戦は大丈夫だろうか?
さて日本では豪雨のニュース。岡崎市では橋が真っ二つに折れていた。何という雨(?)それとも橋(?)。どちらに驚いて良いのかわからない。
先週の国語の授業で手塚治虫氏の文章を読んだ時、生徒が3人ともに手塚氏を知らないというので、「鉄腕アトム」の話をしてあげた。女の子には「リボンの騎士」の話もして上げたが、興味はもってくれなかった。その時に「ひみつのアッコちゃん」までたどりついたのだ。ユーチューブで調べると、以前からオープニングよりも頭に残りやすいエンディングテーマが見つかった。しかも2006年にリップスという女性3人組がこの「アッコちゃんすきすき」をリメイクして歌っていることも知った。
しかもこの「ひみつのアッコちゃん」が赤塚不二夫氏の作品であることを再認識した。確かに登場人物は似通っている。ただ赤塚氏がいわゆるかわいこちゃんを描くというイメージがあまり無かったので、他の漫画家が描いたのだと勘違いしていた。バカボンのママは頭は良いけれどそれほど美人ではないし、おそ松くんのトト子ちゃんもそれほど目立ってはいなかったからだ。
現在、世界中で空前の日本マンガブームなのではあるが、つくづくこの手塚・赤塚・藤子・石の森各氏らが活躍したトキワ荘がその発祥地になっているんだと強く思った。世の中を変えることは時間はかかるが諦めてはいけない。