箕面山麓 池巡り!
箕面山麓には沢山の池があります。
これはほとんどが農業用の溜池ですが、どうしてこんなにも池があるのだろうか?
それはかつて箕面ビジターセンター所長だった箕面の森博士 浅葉 清さんから、箕面の山の地形が北方向へ
向いていて、雨水が止々呂美の方向へ流れるのが一因だと聞きました。そして才が原林道を歩いてその側面岩をみると、地層が北方向へ斜向しているのがよくわかります。
農業の発達と共にその水源を求めて多くの溜池ができ、今でも村落ごとの大きな池が残っている。
今日はそんな山麓の代表的な池めぐりをしてみようとでかけました。
(*小さな写真をクリックすると拡大します)
新稲の <桜池><半町池> 教学の森の入口付近にある
如意谷の <山口池> その西側の龍王神社
<山口池> 東側の如意輪観音堂 後方は北小学校
* 如意輪観音御堂の境内に大きなヤマモモの木があり、その二股の間に
挟まれた「手水石(ちょうず)」が木の成長と共に一体となっ絡み合い、
木に抱きかかえられており、何百年の歳月がもたらした木と石の姿に驚く!
<泉池> 北側は如意谷のマンション群
白島の <大宮寺池>
その昔、織田信長勢の焼討ちにあったという大宮寺跡の鐘
<大宮寺池> 西側の水神宮
白島の <普請池> その南側の薬師寺
白島の <取池><上取池> 取池の少し上に医王岩がある
白島の <尊心谷池> 大宮寺跡の森を抜けて~
白島の <薩摩池>
白島の <新薩摩池>
白島の <五藤池> その北側に白姫大明神(水神社)がある
石丸の <打越池>
外院の <大畑前池> <中池>
森の中の <才ケ原池>
巡礼道、古参道を登り、谷山から才が原の森に出ると大きな池があり、
その経緯を記した石碑がある
その他 山腹には <奥の池> <うつぎ池> <山池>や名もない池が多く点在する
箕面山麓線の道路から南側の平地には、数え切れないほどの池が今も現存し、その時代の水源の必然性を感じさせてくれます。