箕面の森の小さなできごと&四季の風景 *みのおハイキングガイド 

明治の森・箕面国定公園の散策日誌から
みのおの山々を歩き始めて三千余回、季節の小さな風景を綴ってます 頑爺<肇&K>

みのおの森の楽画記! ‘15-1月

2015-01-29 | *みのおの森の小さな楽画記 !

 スケッチ画 ‘15-1月

  <聖天の森から雪の瀧安寺を遠望>

‘15-1-2   (316)

山間の雪に埋もれて瀧安寺

 お正月に箕面の森での積雪は久しぶりです。聖天の森展望所から北に広がる弓の箕面の山々・・・眼下しは雪に覆われた瀧安寺の赤い<瑞雲橋>が映える。青い空にやがて再び雪が舞いだした・・・寒い!

 

 <外院の山里から>

‘15-1-3   (317)

新春の残雪照らす青い空

 残雪の外院山里から旧参道を経て勝尾寺参拝へ向かう。雪の間から稲の切り株が規則正しい姿を現す。青い冬空と白い雪の対比がお正月らしく新鮮さを感じる。

  

<猿見橋から>

‘15-1-7   (318)

厳寒の合間に感じる山気配

 今日はドライブウエイの車も少ない。大瀧上の猿見橋(大日)を見る。この赤い橋やそれに続く自然一号路が閉鎖されてもう長い年月が経つが、この橋を渡る箕面川の対岸の土砂崩れ跡が今も生々しい。厳しい寒さの中にも山々には心なしか早春の気配を感じる。

 

<箕面大瀧>

‘15-1-9   (319)

大瀧と対峙し映える寒椿

 新春の箕面大瀧 いつもお正月にスケッチするが、今年は雪が降り寒くて遅くなった。今日も小雪がパラつく寒い日だ。大滝前に立つと激しい瀧の風圧に後ずさりする。瀧前に伸びる赤い椿の花が美しく揺れる。

 

 <地獄谷にて>

‘15-1-16   (320)

落葉に少し明るき地獄谷

 少し寒さが和らぎ、谷間を登ると厚着のせいっか汗が滲む。夏場に比べ落葉して空が開けて明るいものの、それでも常緑樹が谷間を覆い昼なお暗き地獄谷だ。小さな水の流れが耳に心地いい・・・

 

 <箕面川ダム湖 周遊路にて>

‘15-1-23   (321)

冬枯れに枯れ実むさぼる老猿が

 今日も小雪が舞う寒い一日・・・冬枯れの周遊路を歩くと一匹の老猿が枯れ実をとり盛んに口に運んでいる。見れば小さな実が沢山ついているが、寒そうなそぶりが気になる。春はまだまだのようだ。

 

 <勝尾寺 旧参道 第三ベンチから>

‘15-1-29   (322)

霜柱ガリっと踏みしめ箕面山

 外院から山道(旧参道、古参道)を上がってくると、この丸太ベンチで一休みするのが楽しみだ。身を縮めたくなる寒風の中、ポットから温かい珈琲を口に入れると、その香りとともに体中で幸せを感じる至福の時だ。冷たいが冬の森の散策が私は好きだ。


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