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箕面の森の小さなできごと&四季の風景 *みのおハイキングガイド 

明治の森・箕面国定公園の散策日誌から
みのおの山々を歩き始めて三千余回、季節の小さな風景を綴ってます 頑爺<肇&K>

みのおの森の楽画記  ‘14-12月

2014-12-25 | *みのおの森の小さな楽画記 !

 スケッチ画 ’14 12月

 <初冬の勝尾寺園地にて>

‘14-12-12   (312) 

 椿咲き冬到来の園地かな

 全く人の気配の無い静かな園地。 冷たい風が吹き、思わず身をすくめる。メタセコイアの木も落葉し、草木が枯れていく中で、椿の真紅の花がストーブの灯りのようで温かい。

 

 <教学の森 海の見える丘にて>

‘14-12-17   (313) 

落葉の森の丘から見る海よ

 落葉さかんな森の丘から大阪湾と遠望する。座っていると足の下からジワリと冷たい空気が忍び寄る。今年はいつになく冬の訪れを早く感じる。

 

 <Expo‘90 みのお記念の森 芝生広場にて>

‘14-12-19   (314)

初雪に遊ぶ子供の元気顔

 展望塔や芝生広場から賑やかな子供達の遊ぶ声が聞こえる。雪の中をみんな笑顔で元気だ。駐車場には 「森の幼稚園 森と地球の子ども園」の車が停まっていた。箕面の森のあちこちの公園や森の中でよく出会うけど、子供達を自然に返そう! と毎日森の中で元気溌剌と遊んでいる様子はまさに理想的な幼稚園に思える。

 

 <教学の森 水沢の谷にて>

‘14-12-26   (315)

耳澄まし初冬の森の音を聴く

 水沢の森の谷間にかかる小さな手作りの木橋。雨が降ると水量は多いものの、いつもは小さな流れ・・・その流れに目をつむり耳を澄まして聴いていると、冬鳥たちのハーモニーや寒風に騒ぐ葉々のメロデーも交じり、初冬の森のコンサートを楽しむ・・・


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みのおの森の楽画記  ‘14-11月

2014-12-04 | *みのおの森の小さな楽画記 !

 スケッチ画 ’14 11月

               <晩秋の瀧安寺 裏道にて>

‘14-11-30   (310) 

 晩秋の色彩放ち散るもみじ

 余り人の歩かない裏山道に入ると、前方に真紅に紅葉したモミジの木が見えた。その周辺には落葉した色とりどりの木の葉が積もり、ふわふわと自然の絨毯が広がる・・・きれいだ・・・

 

<紅葉の箕面大瀧>

‘14-11-28   (309) 

 紅葉の箕面大瀧 見事なり

 今が見頃の箕面大瀧 周辺の山々も黄紅葉で満開! 住いする里山の奥に、こんな美しい秋の風景を楽しめる所があることは幸せなこと・・・

 

 <箕面 ようらく台園地にて>

‘14-11-21   (308) 

秋風にモミジ舞い散る寒さかな

 気持ちのいい森の中の園地。紅葉の美しい季節だが、森の中では人と出会うことも希でゆっくりと秋の風情を楽しむ。落葉した桜の木の後方にモミジの木が映える。冷たい秋風が吹くたびに紅葉が舞い散る・・きれいだ!

 

 <紅葉の勝尾寺>

‘14-11-14   (307) 

空晴れて紅葉はえる勝尾寺

 真紅の紅葉が今真っ盛りの勝尾寺三門前。振り返れば多宝塔や本堂前も美しい紅葉に染まり、つい見とれる。

 

 <箕面林道の紅葉>

‘14-11-12   (306) 

林道で一人楽しむ紅葉狩り

 箕面川ダム湖を望む箕面林道沿いのモミジが紅葉した。その下の木製手作りベンチに座り描く・・・緑葉に反対色の紅葉が対比して何とも華やかな装いだ。瀧道の喧騒から離れ、人のいない林道で至福の一時を過ごす。

 

 <瀧安寺 境内から>

‘14-11-7   (305) 

紅葉を描く人あり瀧安寺

 紅葉が始まる・・・瀧安寺境内には数人の方々がスケッチをされている。(皆さん時間をかけじっくりと素晴らしい絵を描いておられる。自分の絵はまさに落書きでいつもバタバタとして下手、不器用グータラでせっかちな性格がよく出ていると納得し早々に退散する) 後2週間ほどで箕面の山々も紅葉一色に染まることだろう。


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みのおの森の楽画記  ‘14-10月

2014-10-28 | *みのおの森の小さな楽画記 !

 スケッチ画  ’14 10月

<黄昏の教学の森 西尾根から>

‘14-10-30   (304)

 

 森の中 黄昏時の街眺む

 西尾根を下っていると急に森が開けた。黄昏時の光景が目に焼きつく・・・きれいだ! 大阪湾を遠望し、手前に大阪の街の営みが伝わる。秋風が冷たくなった。

 

 <箕面VC バーベキュー広場にて>

‘14-10-24   (303)

 黄紅葉が始まりし森 色模様

 平日は閑散としていたもみじ広場のバーベキューコーナー 所々に色づき始めた黄紅葉が見られるようになった。後一ヶ月もすれば美しい紅葉が見られることだろう。秋も深まり冬鳥の鳴き声が森のコンサートのように聴こえてくる。

 

<新稲の山里>

‘14-10-3   (300) 

 稲穂垂れコスモス揺れる里の秋

 稲穂が垂れ始めた新稲の山里 スカイアリーナ(箕面市立第一総合体育館)の後方は六箇山コスモスが秋風に揺れ早や冷たい風が吹く・・・

 

 <里の秋 萱野にて>

‘14-10-10   (301) 

 刈りいれにスズメもはしゃぐ里の秋

 萱野地区の稲田にも刈りいれの季節がやってきた。落穂を目当てにスズメもはしゃぐ・・・箕面の山にも秋の到来  冬鳥が渡ってきたようだ。

 

 <箕面自然8号路にて>

‘14-10-17   (302)

 落葉を踏みしめながら秋感ず

 小さな谷川の橋を渡ると、台風一過で落葉した黄葉や紅の色葉が

まるで絨毯の模様のように広がり、ゆっくり踏みしめながらのその感触は 秋 だった。


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みのおの森の楽画記  ‘14-9月

2014-09-30 | *みのおの森の小さな楽画記 !

 スケッチ画 ’14 9月

<箕面 外院 旧勝尾寺参道にて>

‘14-9-5   (295) 

昔今 旧参道に秋来る

 勝尾寺への旧参道町石前から箕面市内を見る。晴れ曇り大雨また晴れ・・・とめまぐるしく変わるお天気少しの時間に描く 秋の虫の音が響き、もうすっかり秋の気配・・・アケボノソウが暁の星に見立てた白い花を咲かせている。

 

 <地獄谷 ライオン岩前にて>

‘14-9-12   (296) 

箕面山ライオン岩に晩夏かな

 地獄谷のライオン岩をよく見ると、確かにライオンの顔に似ている。現在 地獄谷はこの前の大豪雨で崩落箇所があり、通行止め左へ曲がり天狗岩を東に進めばいつしか瀧道に出 箕面大瀧に着く。

 

<エキスポ90 みのお記念の森の花の谷にて>

‘14-9-18   (297) 

花の谷カエル飛び込み萩の花

 花の谷の木組みの床を歩くたびに、横の池からカエルが池に飛び込む音が聞こえる。両サイドにはススキや萩の花が・・・今日は森の中は15℃  初秋の風が急に冷たく感じる。

 

 <清水谷林道口にて>

‘14-9-26   (298) 

セミ去りてスズムシの鳴く杉林

 清水谷林道にはスギ、ヒノキが林立する。ここ数年 鹿が急激に増え植生保護の為のネットが張られている。しかし そのネットの内側に入ってしまった鹿が、外へ出ようともがき暴れ、逆にせっかくの保護植物が荒らされてしまった。今や害獣扱いとなってしまった鹿と人との共生は難しいのだろうか?

 

<才ヶ原渓谷から>

‘14-9-29   (299) 

渓谷にススキ穂なびく秋の空

 渓谷の谷間から大阪を一望する。日本一高い あべのハルカスビル がボンヤリと見える。谷間にはススキの穂が秋風に吹かれなびいている・・・いよいよ秋の始まりだ。


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箕面の森の楽画記  ‘14-8月

2014-08-26 | *みのおの森の小さな楽画記 !

 スケッチ画 ’14 8月

 <箕面川 ビジターセンター前で>

‘14-8-1   (290) 

 <箕面川水の流れとセミ時雨>

 ビジターセンター前の箕面川はサラサラと流れている セミの大合唱にいよいよ夏本番を感じる 蒸し暑い昼下がり、汗を拭きつつ写生するが落ち着かない オニヤンマが岩の上で羽根を休めている

 

<望海展望台から>

‘14-8-8   (291) 

<真夏日に早や立秋のセミ時雨>

 今晩から台風の影響で大雨とか・・・雲の流れが早い 大阪湾を遠望  セミの大合唱  真夏日! でも今日は暦の上では早や立秋!

 

<東海自然歩道 ぎふちょう橋から>

‘14-8-15   (292)

<お盆の日 森の霊園賑やかに>

  ここしばらく小雨曇天の日が続き8月らしさがない。これから一週間も同様との予報  夏に弱い私には涼しい風は有難い・・・が、いつも静かな陸橋下の府道は、お盆で北摂霊園へ向かう車が続いている。

 

<西江寺霊園から>

‘14-8-22   (293) 

<夏雲と秋雲交じる晩夏かな>

 晩夏となりやっと夏らしい日差しとなるも、風は早くも初秋を感じさせる涼しさがある 夏の雲と初秋の雲がせめぎあっているようだ 西江寺裏山から箕面市内、その先の大阪の街を一望する。

 

<谷山谷の渓流>

‘14-8-29   (294)

<谷川も異常な夏の流れかな>

 倒木した親木から子木が育ち成長している いつになく水量の多い谷川 今夏は異常なほど雨が多く、周辺では土砂崩れもあり、自然の怖さも再認識する。今日はあれほど大合唱していたセミの声がまったくない  このまま夏が終わるのだろうか・・・?


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みのおの森の楽画記  ‘14-7月

2014-08-04 | *みのおの森の小さな楽画記 !

 スケッチ画 ’14 7月

 <地獄谷の石像さん>

‘14-7-2   (286)

 

<森の中 祀る石像地獄谷>

 地獄谷を上りきった所に何体かの石像がかたまって祭られている。何のためのいわくは分からない・・・地獄谷の名前と併せ、どんないわくがあるのか知りたいもの・・・?

 

<こもれびの森 谷間の東屋>

‘14-7-9   (287) 

 

<苔むした谷の東屋 人恋し>

 森の谷間にひっそりとある東屋 苔むして静か・・・余り人も立ち寄らないような淋しさを感じる。

 

 <箕面自然3号路にて>

‘14-7-5   (288) 

 

<大木が朽ちて還りぬ森姿>

 自然3号路には先年の台風で倒れた大木を切断し、そのまま放置され徐々に朽ち果て、森の土に還っていく様を垣間見る。朽ちた古木にはいろんなキノコが生えていた。

 

 <箕面ビジターセンター前>

‘14-7-25   (289)

   

<緑陰に一輪の花屋野草園>

 暑い! 緑陰が涼しい・・・ビジターセンター前のベンチでお昼にする。野草園に今 野花は咲いてないがオレンジ色した キツネノカミソリの花が一輪咲いていた。

 

 <夏の箕面大瀧> 

 

 <夏の箕面大瀧>

 私のブログ <初めての絵画教室 還暦事始め> 

の作品<84作(2)>から

 http://blog.goo.ne.jp/child-hank809

  よろしければお立ち寄りください  花詩


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楽画記  ‘14-6月

2014-06-30 | *みのおの森の小さな楽画記 !

 

<高山の棚田上から>

‘14-6-6  (280)

<梅雨来る雨の田植えとカエルかな>

 

先週の夏日から一転 入梅だ。

小雨の中 棚田の上を歩く。 

きれいに田植えされた水田に小粒の雨が降り注ぐ・・・

カエルが太い声で鳴く・・・ 梅雨の季節到来を実感する。

 

 

 

<高山の花畑>

‘14-6-6  (281)

<梅雨の間にウグイス鳴きてツバメ飛ぶ>

 

高山口の谷間に、いつも季節の花が咲く。

梅雨に入り、豊かな水を得て生き生きとしている。

近くでウグイスが鳴き、ツバメが飛び交う。

夏の始まりだ。

 

 

 

<教学の森から>

‘14-6-13  (282)

<新緑が光り輝く梅雨の空>

 

梅雨の少しの晴れ間に 「にじいろてんぼうだい」から

千里の街を見る。

新緑が美しい・・・ ヒヨドリが賑やかに飛んでいる。

 

 

 

<新稲の池堤>

‘14-6-13  (283)

<束の間の青空を背に池堤>

 

一瞬の梅雨の晴れ間に田植えの終わった新稲を歩く。

皿池の堤から2本のケヤキを眺める。

すぐ後から大粒の雨となった。

 

 

 

<箕面林道にて>

‘14-6-20  (284)

<林道の岩崩れしも梅雨半ば>

 

箕面川ダム湖の北側にある箕面林道は、気持ちのいい散策路だ。

明日からまた雨とか・・・ しばしの梅雨の中休みを楽しむ。

* 北斜面が崩れ大きな岩が落ちている

 

 

 

<三国峠の山池にて>

‘14-6-25  (285)

<動物の足跡ばかり山の池>

 

ハイカーも余り通らない三国岳近くの山の池。

イノシシやシカ キツネ タヌキ? など動物達の足跡がいっぱい。

倒木が朽ち、ひっそりとした山の池に、

ウグイスのきれいな鳴き声が響く・・・

 

 


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楽画記  ‘14-5月

2014-05-26 | *みのおの森の小さな楽画記 !

 

 

 

<新緑の瀧上橋>

 ‘14-5-2  (275)

 

風薫る若葉の香り箕面山

 

 

風薫る5月と言うが、まさにその通りの季節がやってきた。

新緑の若葉の香りも運んでくれる。

箕面川の渓流と昔の古橋の光景に見とれる。

この数m先から大瀧となって流れ落ちるのだから・・・

 

 

 

 

<箕面から高山への道から>

‘14-5-8  (276)

 

早や田植えウグイス鳴きてのどかなり

 

 

箕面と豊能郡の境界から高山に入ると、急に田園風景が広がる。

早や田植えをしている光景に足を止める。

ウグイスが鳴き穏やかで長閑な山里風情を楽しむ。

 

 

 

 

<小川口から憩いの丘への山道で>

‘14-5-16   (277)

 

森の中 一期一会(絵)の出会いあり

 

 

今 モチツツジ が満開だ。

もう何10回と同じところを歩いていても、こんなに美しく

咲いている頃に出会うのは初めてなので感激だ。

森の中はまさに一期一会の感がする。

 

 

 

 

<箕面渓流>

‘14-5-23   (278)

 

渓流に初夏の風吹き水しぶき

 

 

百年橋と雄滝橋の途中から箕面渓流をみる。

狭い岩場の間2ヶ所から滝のように激しく流れ落ちる渓流・・・

見ていると引き込まれそうになる。

周りの緑が眩しい。

 

 

 

<箕面川ダム湖にて>

‘14-5-30  (279)

 

 

黄砂にかすむダム湖畔

静かに目を閉じていると早くもセミの鳴き声が・・・

季節は確かに夏に向かう。

今日は30℃とか・・・ もう夏か!

 

 

 

 


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楽画記  ‘14-4月

2014-04-28 | *みのおの森の小さな楽画記 !

 

<瀧上 満開のエドヒガン桜>

‘14-4-4  (270)

 

 

<やっと来た満開花火エドヒガン>

 

瀧上の猿見橋から山腹に咲く満開のエドヒガンを見る。

後ろを振り向くとその山腹も花盛り・・・

これからしばらくの間 箕面の森もエドヒガン、ヤマザクラなど

桜の季節だ。

 

 

 

<五月山林道のエドヒガン桜>

 ‘14-4-11  (271)

 

  

<満開に花咲爺さん気分なり>

 

今年も見事に咲いた大桜。

遠く六甲山系がかすむ・・・

この一本の木に何十万枚もの花びらが煌いている。

自然の営みに感動する。

 

 

 

 

<勝尾寺 多宝塔>

‘14-4-17  (272) 

 

  

<山寺の枝垂桜に読経かな>

 

満開の枝垂桜・・・

境内には余り人影もなく、一人至福の一時を過ごす。

桜の命は咲いて一週間もない潔さ・・・とよく言われるが、

その秋の黄紅葉も散る姿も私は好きだ。

いつも美しい光景をありがとう。

 

 

 

 

<雲隣展望所>

‘14-4-25  (273)

 

   

<森の中 新緑を背に都市眺む>

 

春霞の中、うっすらと あべのハルカス も遠望できる。

コバノミツバツツジが満開だ。

野鳥が飛び交い、新緑若葉が眩いぐらいで春の到来を実感する。

 

 

 

 

<箕面瀧道>

‘14-4-28  (274)

 

 

<若葉萌ゆ瀧道照らす春日差し>

 

昆虫館前の瀧道・・・ 箕面川の渓流が気持ちよく流れている。

若葉が春の日差しを浴びて生き生きとしている。

 

 

 


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楽画記  ‘14-3月

2014-03-26 | *みのおの森の小さな楽画記 !

 

<新稲の廃牛舎前>

‘14-3-7  (265)

 

春来れど主はいずこに廃牛舎

 

何年も前に廃業となり放置されたままの廃牛舎。

あのモーツアルトの音楽と牛の泣き声がのどかで

よかったのだが・・・

もう少しで崩れ落ちそうな牛舎跡が哀れで淋しい。

 

 

 

<つるしま橋から>

‘14-3-14  (266)

 

初鳴きの鶯聴きて赤い橋

 

瀧道から地獄谷へ上る所にある赤い橋(つるしま橋)、

緑が徐々に増す毎に、その補色の赤がよく目立つようになる。

今日は少し暖かく気持ちのいい森の中だ。

初鶯を聴く。

 

 

 

<教学の森の中で>

‘14-3-20  (267)

 

倒木や枯木の森に春おぼろ

 

倒れた古木に苔が生え、枯木の森に徐々に春の日差しと

淡い緑がおぼろげに見え始めたようだ。

 

 

 

<新稲の里>

‘14-3-28  (268)

 

桃の花 里に妖艶振りまきて

 

今年も廃牛舎跡前の桃の花がきれいに咲いた。

やっと冬が去り春が訪れた感がする。

まだ色が少ない里に桃の花色が鮮やかに彩る・・・

後方では桜が咲き始めたようだ・・・ 今年は開花が早いようだ。

 

 

 

<新稲 サンシュユの木>

‘14-3-28  (269)

 

赤い実と黄花彩る春サンシュユ

 

冬場には赤い実を鈴なりにつけていて、つい先日まで

鳥達の井戸端会議で賑わっていたのに、もう黄色い花を

咲かせたサンシュユの木・・・ やっと春の訪れだ。

 

 


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楽画記  ‘14-2月

2014-03-03 | *みのおの森の小さな楽画記 !

 

 

<谷山尾根にて>

‘14-2-7  (259)

 

冬尾根にベンチ作りし人ありて

 

尾根道にある」丸太ベンチで一休みする。

ここから茨木方面の街並みがかすかに見渡せる。

この丸太を担いできてボランテイアで作っている人と

たまたま会ったことがある。

あちこちで山道の滑りやすい所で階段をつくったりしている人たち

とも出会った。

いつもここを通るたびにその時の光景を思い出し、感謝の気持ちで

通る。

 

 

 

<冬の新稲の里>

‘14-2-14  (260)

 

スケッチに描く所なし雪の里

 

一面の雪・・・ 大阪で雪は珍しい部類だ。

真っ白で描くのも難しい無彩色の世界だ。

 

 

 

南天の赤い実映える雪世界

 

無彩色の世界に南天の赤い実が映える。

降り続く雪が珍しい・・・

 

 

 

<みのお記念の森>

‘14-2-21  (262)

 

森の中 残雪残り子ら遊ぶ

 

珍しく残雪が多くあり、幼稚園の子供達が遊びに来ていて

賑やかな声が森に響く。

青天に暖かい日差し・・・ と思ったら

一気に曇天に冷たい風と、めまぐるしく移り変わる天候・・・

 

 

 

<expo`90  みのお記念の森 展望塔>

‘14-2-21  (263)

 

寒空にハウルの塔かみのお丘

 

冷たい風の吹く中、展望塔を望む。

まるでアニメのハウルの塔のように見える。

森の大木を皆伐採して数年、丸裸の森が淋しい・・・

 

 

 

<勝尾寺園地にて>

‘14-2-28  (264)

 

椿咲く園地陽だまり春を待つ

 

冬の野山に紅一点の藪椿の花・・・

園地のベンチに座り、太陽を背に浴びていると暖かい・・・

もうすぐ春だ。

花粉とpm2.5に黄砂とかで ノド、ハナ、クシャミで大変…!

 

 

 

 


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楽画記  ‘14-1月

2014-01-30 | *みのおの森の小さな楽画記 !

 

 

<小川口からの山道で>

‘14-1-10  (255)

 

<新春に山道枯木にぎわいて>

 

今年初めてのスケッチへ

新稲の小川口から憩いの丘へ上る山道は、落葉したコナラの

枯れ枝らが、暖かい日差しを浴びて賑やいでいる。

もう幹の中では水脈が活動し始めているのだろうか・・・?

 

 

 

<箕面川ダム湖の北側から>

‘14-1-17  (256)

 

<冬枯れの白き湖面の冷たさよ>

 

箕面林道から冬のダム湖を眺める。

落葉した枯れ枝で周辺が茶色一色に染まるり、枝枝の間から

ダム湖を垣間見る。 

凛とした厳しい寒さの中、湖面の輝きも冷たい。

 

 

 

<西江寺の境内で>

‘14-1-24  (257)

 

<冬陽さす山頭火句碑暖かし>

 

山頭火が西江寺に来たのは昭和11年の3月8日のこと。

句碑には <みんな洋服で私一人が法衣で雪がふるふる>

と、雪の降る寒い日だったとか。

今日はポカポカと冬陽が暖かい・・・

 

 

 

<教学の森 海の見える丘>

‘14-1-31  (258)

 

<春の感 山の谷間に光る海>

 

山の谷間から池田、伊丹の街とその先の大阪湾を見る。

波に太陽が反射してキラキラと輝いている・・・

双眼鏡で見ると大型のコンテナ船がゆっくりと浮かんでいる。

今日は暖かくもうすっかりと春の海の感がする。

 

 


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楽画記! ‘13-12月

2013-12-19 | *みのおの森の小さな楽画記 !

 

<才ケ原林道にて>

‘13-12-7  (251)

 

<林道に紅葉舞い散る森の暮れ>

 

晩秋の林道は黄紅葉が盛んに舞い散っている。

ススキの穂がなびき、山の谷間に大阪の高層ビル群が

林立しているのが見える。

今年も森が暮れていく・・・

 

 

 

<箕面川沿いの茶店>

‘13-12-13  (252)

 

<冬近し残り紅葉に冷雨かな>

 

冷たい雨の森の中、川沿いの茶店付近は残り紅葉が舞い散り

きれいだ。

今日は3℃と寒い・・・ 冬が近づいている。

 

 

 

<清水谷林道にて>

‘13-12-20  (253)

 

<冬至きて谷間に響くシカの声>

 

風が吹くたびに残り葉が舞い降りる・・・

歩く人もいない静かな林道。

山腹から甲高いシカの鳴き声がする・・・

人が来たぞ・・・ とばかり、シカの警戒音が何度もこだまする。

もうすっかり冬となった。

 

 

 

<箕面大瀧前>

‘13-12-25  (254)

 

<紅葉散り人波途絶え寒椿>

 

冷風吹き寒いクリスマスの日。

大瀧前に人影はなく静か・・・

真っ赤な寒椿がひときわ滝の爆音とともに賑やかに映える。

 

 


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楽画記! ‘13-11月

2013-11-14 | *みのおの森の小さな楽画記 !

 

 

<箕面ゴルフ倶楽部のコース>

‘13-11-1  (247)

 

<枯れ芝にゴルフコースの秋の空>

 

ゴルフコースに並行する山道から、いつも見て通る場所で一休み。

秋空に枯れ始めた芝生の色が映える。

ゴルファーの歓声があがる・・・

 

 

 

<もみじ広場のバーベキュー場にて>

‘13-11-15  (248)

 

<秋雨に打たれし小屋でバーベキュー>

 

雨の箕面ビジターセンターもみじ広場バーベキュー小屋から

煙が立つ・・・

若者達が賑やかに楽しんでいる。

あと一週間もすれば周辺黄葉は紅葉に変わり、

すごい人波でいっぱいになることだろう・・・

 

 

 

<上止々呂美村から>

‘13-11-20  (249)

 

<止々呂美に柿実る畦 田舎道>

 

箕面グリーンロードトンネルを抜け、止々呂美の村落へ

柿がたわわに実り、秋の風情いっぱいに田舎の風景が郷愁を誘う。

まだ都市近郊に残る箕面の奥の懐かしい風景だ。

 

 

 

<桜池から箕面の山々>

‘13-11-29  (250)

 

<晩秋の華麗なる山見事なり>

 

山が紅葉で満開の様相・・・ 美しい!

桜池に写り込む紅葉もきれいだ・・・

大阪青山大学の白い学舎が太陽を浴びてその白さが際立つ。

今年最後の山の装いを楽しんだ。

 

 


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楽画記! ‘13-10月

2013-10-31 | *みのおの森の小さな楽画記 !

 

 

<堂屋敷山から川西方面をみる>

‘13-10-9  (242)

 

<秋近し真夏と秋のせめぎ合い>

 

真っ青な空に白い雲が秋らしい・・・

10月に入っても30数℃と真夏日が続いている。

山の中ではヤマザクラの黄葉が舞い散るようになった。

 

 

 

<北摂霊園から明ケ田尾山を望む>

‘13-10-18  (243)

 

<台風過 秋が駆け足やってくる>

 

台風一過 急に秋がやってきた感がする。

落葉樹も一気に色づき、強い風に乱舞している。

山全体が黄葉化しだした・・・

 

 

 

<刈入れ前の新稲の稲田>

‘13-10-19  (244)

 

<スズメ立つ刈入れ時の稲田かな>

 

近づくとスズメの大群が一斉に飛び立つ・・・

刈入れ前の稲田は黄金色一色だ。

遠くのビル郡と見比べる・・・

 

 

 

<刈入れ終わった新稲の稲田>

‘13-10-23  (245)

 

 

 

<ついばみつ落穂ひろいのスズメかな>

 

数日前まで稲穂が実っていた田は、きれいに刈り取られ

藁が干されている・・・ 実りの秋を実感する。

落穂をスズメがついばんでいる・・・ 美味かろう

 

 

 

<教学の森にじいろ展望所から>

‘13-10-27  (246)

 

 

山の中の野外活動センターから千里の街を望む・・・

街の葉も色づいてきたようだ。

 

 

 


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