とにかくライプには、トラブルは付き物。
ドラム教室の生徒さんのBandSquare参加は、
ご本人にとっても、また、BandSquare全体にとっても
大きな恩恵があります。
その中でも女性ドラマーが特に活躍しています。
目を見張るものがあります。
徳井さん(Dr)のセットでは、お友達をボーカルに招き
自らの音楽世界を作り出しています。
そして、逞しくなっている・・・。
先日の演奏では、シンバルにスティックをひっかけて、
スティックを落としまったようです。
急に音が消えたので・・・ あれ!?
視認するまでもなく「落としたなぁ・・」と。
「止まるか・・ いや・・止めるか・・・?」 と、
ドラムを見ようとした時・・
もうすでに、スティックをもって再び叩き始めてました。
早い!! 逞しい!!
私は事の顛末を結局、見ることなく、曲は続きエンディングまで完奏。
これです!! これが大切です。
演奏力とは、こういうことなんだなぁ。
演奏するということには、当然、トラブルの対応も含まれています。
失敗、ミス・・ これは仕方ないです。プロでもやります。(もちろん失敗率は低いです)
肝心なのは、トラブルが起きても、いかにご自身で対応するかです。
何があっても、最後まで演奏する。その強い気持ちが、その時の咄嗟の対応を
呼び起こしてくれるものです。また、そんな時でなければ、覚えられないことです。
私も弦をたまに切りますけど、切れても、残りの弦で演奏します。
そのために演奏を中断することは考えません。演奏半ばだったら、
ギターを替えます。最後の方だったら、そのまま行きます。
ギターによっては、1本弦が切れると、チューニングがめちゃめちゃになってしまう場合も
あります。
それでも、弾くのを止めることはしたくない。
だったら、もう1本ギター用意しておくこと。サブギターは、もちろん
安いものでいい。1万円しないで手に入ります。だから、私は、ライブの時は、必ず
2本持ち込むようにしています。
サウンドジムのレッスンに対する価値感は、逞しさにあります。
決してめげない、あきらめない、やめない、止めない・・・。
結果たけて判断する演奏より、作る経過を踏まえた演奏評価。
歩む道のりに価値を見出す演奏をすることで心豊かな音楽ライフを目指します。
徳井さんありがとうざいました。
森
