日曜日、待ちに待った応用編の講座の日でした。
この日は、受講が私ともう一人の方だけだったのですが、とてもご縁を感じる方だったなぁ。
基礎編の疑問点や、やってみてわからなかったところなどを解消しつつ、内容もより深く進んでいきました。
自分のハイヤーセルフとつながったり、アニマルコミュニケーションのガイドに会いに行ったり、もうハートがあったかくなるスピリチュアルな深淵に触れることができて、とても深い喜びを感じました。
また、ヒーリングの方法や、瞑想、場の設定などなど盛りだくさん!
とはいえ、決め付けたことはなく、とても広がりのある講座でした。
今回も、自分のペットちゃんの写真を持参して、お互いにリーディングをしたのですが、私は4~5年前に亡くなった、大好きだった猫の「ナナちゃん」の写真を持って行きました。
何故かというと、レノンが生まれてから手がかかり、以前ほどかまってあげられなくなっていき、そして年老いたナナちゃんは、亡くなりました。
生まれつき鼻の骨が曲がっていたため、呼吸がうまくできず、いつも青っ洟をくしゃみと共に飛ばしていた猫でした。
彼女と出会ったのは、もう20年近く前に住んでいた福生でした。
雨の降る寒い夜。
その当時一緒に住んでいた彼とお酒を飲んでの帰り道。
道の脇から、トコトコトコと私の目の前に小さく痩せた子猫が歩いてきました。
その子は、目も目やにでくっついて、鼻水をいっぱいたらして、私の目の前に歩いてきたのです。
私を通りすぎたら、もうそこは車の通りが激しい道路。
その時の出愛いの衝撃を今でも覚えています。
その少し前でも後でも、私は彼女を見つけることができなかったのではないかと思うくらいのタイミングで、私の目の前に現れたのです。
まさに、運命!という感じでした。
一瞬で、愛情が湧き上がった感覚を忘れられません。
私は、何の迷いもなくその子を抱き上げて、自分の上着の中に入れ、温めながらうちに帰りました。
脱脂綿をお湯で濡らして目や鼻をふき、ミルクをあげました。
ほんとにやせっぽちの子猫で、顔の輪郭がこけて、狐のような顔でした。
その時すでに、保護して暮らしていた4匹の猫がいたので、これ以上は飼えないかもしれないと思い、名前はつけないようにしようと思いました。
名なしのナナちゃん。
いつのまにか、それが名前になっていきました。
元気になるにつれ、片時も離れない子になっていきました。
小柄なナーちゃんは、常に私の肩に乗り、耳たぶをおっぱいのようにチュッチュと吸いました。
このクセは一生直りませんでした。
耳たぶが腫れたこともあったなぁ。w
眠る時も常に私の首に両手を回し、顔に顔を乗せて、朝起きると、私の顔に鼻水がくっついていることもありましたが、本当に我が子のようにかわいがっていたので、全く汚いと思いませんでした。
私の顔や首、肩は、彼女の特等席だったのです。
そんなナーちゃんでしたが、結婚して、一緒に寝ることもできなくなりました。
子供が生まれてからは、さらにかまえなくなって、呼んでいる声に答えることができないことが増えていきました。
そんな中、寿命で逝ってしまって、薄っぺらく冷たくなった体を抱きかかえながら、どれだけこの子から愛情をもらっただろう・・・と感謝では表せないくらいの想いと、ごめんねー!という気持ちで張り裂けそうでした。
その後、ペット霊園の合同のお墓に入れてもらった後、すぐに鎌倉に引越して、日常に埋もれるようにお墓参りも一度も行けませんでした。
そんなことから、ずーっと心の中に複雑な気持ちが残っていたのです。
思い出が多すぎて、つながりが深すぎて、心の中に大きな穴が開いたようだったのです。
そして、講座の中でリーディングが始まりました。
ナーちゃんのリーディングをしていただいた方が、泣き出しました。
私がナーちゃんに謝りたい気持ちを伝えると、「気にしなくて大丈夫だよ、ママと心が通じてるから」、そして、
「今は苦しくないから大丈夫」「ママたちを見てるよ」というメッセージ。
講師のねろたんが付け加えました。
「この子達は本当に崇高な魂の持ち主で、感謝しかないんだよー」と。
「あれ?それに、この子はまだ生まれ変わってないね。なんだか今も、ちょこちょこきよまるさんのことを見に来てるみたいよ。」
「他の猫たちに、うちのママってねーこうなんだよ!とかって、話してるよ」
「動物たちには自慢されて何か思うという概念がないから、他の子もそれを聞いてわぁ!すごいねー!なんていう感じね。」と。
もう、嬉しくって、私も泣いてしまいましたが、ハートのところがじわ~~~んとあったかいのです。
うちにいて、ふとナーちゃんのことを思い出すことがよくあったので、納得でした。
そして、その時胸に浮かんだことがあったのです。
もしかしたら、ナーちゃん、アニマルコミュニケーションのサポートをしてくれるんじゃないかと。w
後日、あらためてナーちゃんにつながることにして、私の感動のリーディングが終わりました。
私もお相手のペットちゃんのリーディングをしました。
本当にかわいい子で、大好きになりました。
そしてそして、たくさんの感動の講座の最後に、修了証をいただきました。
これからです!
たくさん練習して、動物の勉強を楽しんでやっていきながら、飼い主さんとペットちゃんたちの最良の架け橋になれるよう、頑張ろう!と思いました。
翌朝、改めてナーちゃんとつながってみました。
まずは再会を喜びました。(体はないですが。w)
そして、一緒に仕事をしてみたい?と聞きました。
すると、ハッキリと喜びが伝わってきて、また泣いてしまいました。
彼女、この日が来るのを待っていたようです。
わたしも、とても何かがしっくりときたように、落ち着きました。
本当に動物たちは、死んでも尚、純粋にサポートしてくれる本当に素晴らしい存在です。
彼ら、彼女らからは、愛を教えてもらうことばかり。
そんな感動を、動物たちの素晴らしさを、これからたくさん人に味わってもらえるよう、伝えていきたいと思います。
ナーちゃんの写真は、いつかホームページに載せようと思います。
今まで私と関わってくれた動物たちに改めて、ありがとうを言いたい。
そして、今一緒にいる子にも。
ペットちゃんは、人間に愛を伝えるためにやってきてくれる、本当に崇高な存在なのです。
ほんと!かわいすぎます!w
講師のねろたんとの出愛いにも、本当に感謝です。
今もこの文章を書きながら、じわーんとハートが温まっています。