年末のご挨拶

本日で2019年の診療を終えさせて頂き、

新年は1月4日から始めさせて頂きます

今年も当院の治療にご理解とご協力を頂きまして、ありがとうございました

今年は講習会の日程上、例年よりも土曜日の休診が多くなり、

大変ご迷惑をおかけ致しまして、申し訳ございませんでした

来年は、今年よりは控えめに、でもちゃんと勉強もして参ります


また今年は院長の引退に伴い、今まで院長が担当させて頂いておりました患者さんにも

担当医の変更に伴うご不便をおかけ致しました

院長とは治療法が違うこともあるのも関わらず、

それでも、引き続き当院に通院頂きまして、ありがとうございます

治療の方法、器材などは違いますが、患者さんの状態を良くしようという気持ちは同じですので、

どうぞよろしくお願い致します


今年の治療の内容と致しましては、口腔機能低下症の検査が増えました

65歳以上ではございますが、保険で行えることもあり、

患者さんのお口の状態を数値化することによって

今後の健康管理と治療介入について判断基準となりますので、

とても価値がある検査だと思います

幸い口腔機能低下症と判断される患者さんはいらっしゃらなかったので、

今後もしっかり噛めて、お口から栄養を補給できる状態を保てるように

サポートさせて頂きたいと思っております

そのことが全身の健康、また認知症や誤嚥性肺炎などの予防にもつながりますので、

歯科の立場から全身の健康に貢献するためにも、

しっかり検査と管理を行って参りたいと思います

来年にはさらに噛み合わせの力を計測する器械も増えますので、

ただ治療するだけでなく、しっかり機能する状態にして行けるよう努めます


現在日本人の平均寿命は延びておりますが、

健康寿命との差が男女共10歳程あります

つまり健康に問題を抱えたままの生活が10年あるということです

その健康寿命を延ばすだめの第一歩がお口の健康なのです

ムシ歯や歯周病は、高血圧や糖尿病、心筋梗塞、脳梗塞などの全身的な疾患のきっかけになると言われております

またしっかり噛んで嚥下できることが、認知症や誤嚥性肺炎の予防になります

被せや入れ歯は人工的な装置ですので、当然経年的な変化がございます

そのために交換も必要なのです

皆様のお口の中の被せや入れ歯は、きちんと機能して噛むために働いているでしょうか？

当院では、目先の治療ではなく、健康寿命を延ばせるような、

いつまでも快適に食事ができて、しっかり栄養が摂れて、

健康な生活が続くように、歯科の立場から貢献できるように努めて参りますので、

来年もよろしくお願い致します