光より速いニュートリノ

先日、光より速いニュートリノを観測したとする
欧州研究機関の研究発表がありましたね

「スイス・ジュネーブ郊外の欧州合同原子核研究所（CERN）の
加速器で作られたニュートリノビームを、
約730キロ離れたイタリア中部の研究施設で検出する実験を実施し、
速度を精密に測定した結果、光速（秒速約30万キロ）よりも
ニュートリノが60ナノ秒（1億分の6秒）早く到達したとの結果を得た。」
との発表でした。

これが質量を持つものは光より速く移動出来ないとする
アインシュタインの相対性理論を覆す発見だということは解るのですが、
しかし、それが一体どんな状態なのか、全く想像が出来ない…

アインシュタインの理論では、光速を超える物体は「虚数の質量」を持つことになり、
その上では時計が未来から過去へと普通とは逆に進むので、
結果から原因が生まれることになり、
「不可能」とされる未来から過去へ旅するタイムマシンの基礎となるんだそうですが…

今から他の研究機関での検証が始まるのでしょうが、
一体どんな結果が出るのか、楽しみですね
宇宙の謎には興味が尽きません