年明け初名古屋ライブ...カブサッキ、行ってきました。
2004年来日時の名古屋セッションを収録したアルバム、
『十牛図』The Ten Oxherding Pictures(2005年)と同メンバーによるライブ!
CDレビュー:
tower bounce
- ☆ - 1月10日(水)イベント『十牛図』The Ten Oxherding Pictures - ☆ -
場所は
カフェ・パルル parlwr(旧canolfan) 名古屋市中区新栄2-2-19
初めて行く会場だけど、きけばもう20年位営業している老舗とか。
混む事を考慮して早く行き過ぎ、ガラガラ過ぎて拍子抜け...でも
日本らしくなく?!後からどんどんご来場...
出演者:
Fernando Kabusacki(from Argentina)
・昨年7月音響派ではサンティの活躍とオ~ラが際立ち遠慮がちに見えた?カブの
演奏は完全脇役に徹した感で聴く側は何となく消化不良だった。今回こそ期待?!
Kei(ett、ex.花電車)
・Keiさんの演奏は昨年7月音響派の際に少し聞いた。
エッジーなノイズサウンドは苦手なタニィ、今回もそういう展開だったら...と
内心不安に。でもKeiさんはEttの活動もあるから、幅広いジャンルの演奏をされる
方なんだろうな...と期待しつつ。
Marron(dubmarronics、dubdub on-seng)
・会場で拝見して昨年7月末のフアナ・モリーナen京都メトロで前演奏されてたMarronさん
と気づく。後で『十牛図』参加メンバーと認識。
Yoshitake.expe(EXPE、PARA)
・今回初聴。『十牛図』参加メンバー。聴く前から何となく印象に残ってた。
PARAの最新アルバムはフアナ初来日時お世話になった故chinaさんの遺作とも
なるようで頭の片隅に記憶があって会場で購入する。
2部構成で前半はカブ+各メンバー、それぞれのパート。
後半はず~っと長いセッションが1本。
実は所用があって前半で失礼しようと思ってカブに挨拶したところ、
「演奏風景を撮ってほしいんだ」と彼のビデオを渡され、結局後半は撮影隊に。(苦笑)
私がいつも彼の演奏を撮影しているから...頼みやすかったんだろうけど。
残念ながら照明がかなり落とされていた会場だったので映像は薄暗すぎてあまり
鮮明ではなかったと思う。音記録程度?雰囲気がわかればいいってカブは言ってたけれど...
メンバーそれぞれとのカブの絡み合いが面白くもあり、また山本&勝井やバッファロードーターら
との時との違いを味わってみた...調和しているような不協和音。
カブについてはタニィ自身、バリバリ演奏するのを聴きたい...と期待して行ったのだが、最近の
彼の気分はどうもバリバリ路線ではないらしい...
余韻は会場で購入した2枚組アルバム
「Kabusacki 7 (The Flower/The Radio)」
でも聴いて楽しもう...と。
(このアルバムの参加アーティストが興味深い。
Mono Fontana,Maria Eva Albistur,Fernando Samalea,Charly Garcia,
日本から何故か内橋和久さん...フアナ・モリーナ大阪公演の際前演奏されてた...)
ちなみにカブちゃん今回の来日は1/2成田着だったとか。
…元日は飛行機の中で過ごしたんだ!と。ありえない?!
「奥さんは怒らなかったの?」と聞くと「大丈夫」と余裕の表情。
カソリックの国アルゼンチンだからNavidad=X'masに家族揃ってればOKだったの
かな~と思いつつも幼いUmaちゃんの事を思うと忙しいパパもなぁ...