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オオカミになりたい(遺言)

ずっとそばにいるよ

月百姿 祇園まち

2017-10-19 | 月百姿

月岡芳年 月百姿

『祇園まち』 

ぎおんまち 

明治十八年届

 

 大石主税(おおいしちから)は江戸時代前期の武士。

元禄元年(1688年)~元禄十六年二月四日(1703年)

大石良雄(内蔵助)の長男。赤穂四十七士のひとり。

「仮名手本忠臣蔵」では大星力弥(おおぼしりきや)と

名を変えて上演された。

 



国立国会図書館デジタルコレクション 070

 

仮名手本忠臣蔵 七段目 祇園一力茶屋の場

元塩冶(えんや)家の国家老・大星由良之助は

仇討ちの心がないと敵方の目を欺くため

今夜も、祇園一力茶屋で大いに酩酊しています。

‼ 由良さんこちら。手の鳴るほうへ。‼

 

そこへ、かをよ御前(=浅野内匠頭の正室阿久利)

からの密書を届けにきた大星力弥を描いたもの。

 

歌舞伎では敵に悟られないよう頬被りをしているんですが

こんな凛々しい姿ではバレバレじゃーないですか。