江國香織 (えくに かおり)
兄、明信(あきのぶ)(35歳)弟、徹信(てつのぶ)(32歳)二人暮しの間宮兄弟。
二人は、たくさんの思い出を共有している。
きょうだいってそういうものだよね。
二人とも恋人なしだが、お互いがいる事で何とか乗り切っている。
というか、この状態は二人にとって居心地のよいものだろう。
何となくわかる気がする。(笑)
兄、明信がレンタルビデオ屋に勤める娘に
恋心(古い!?笑)を抱いたことから
二人の大好きな夏がいつもの夏と違う「流れ」を連れてくる。
好きな相手の前でも、間宮ペースを変えない兄・弟。。。
結局、また二人に戻るのだけれど、それはそれで「ハッピーエンド」だと思うのだ。
読んでる途中から、何だかきょうだいに会いたくなる
そんな1冊でした。