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もんぱの北海道たより

現在、北の大地在住。寒がりのうちなーんちゅ(沖縄県人)が、日常のあれこれ!!書いています。

間宮兄弟

2019-01-05 11:21:16 | 本ネタ

江國香織 (えくに かおり) 

兄、明信(あきのぶ)(35歳)弟、徹信(てつのぶ)(32歳)二人暮しの間宮兄弟。

二人は、たくさんの思い出を共有している。

きょうだいってそういうものだよね。

二人とも恋人なしだが、お互いがいる事で何とか乗り切っている。

というか、この状態は二人にとって居心地のよいものだろう。

何となくわかる気がする。(笑)

兄、明信がレンタルビデオ屋に勤める娘に

恋心(古い!?笑)を抱いたことから

二人の大好きな夏がいつもの夏と違う「流れ」を連れてくる。

好きな相手の前でも、間宮ペースを変えない兄・弟。。。

結局、また二人に戻るのだけれど、それはそれで「ハッピーエンド」だと思うのだ。

読んでる途中から、何だかきょうだいに会いたくなる

そんな1冊でした。


放課後

2019-01-05 11:19:38 | 本ネタ

東野圭吾 (ひがしの けいご)


「1985年 第31回江戸川乱歩賞 受賞作」

この言葉だけで手に取ったのだが、さすが受賞作品!!

飽きさせずに、一気にラストまで持ってきた。

こういう方の頭の中は、どうなってるんだろ。

この本面白い!! 

 



ふしぎな図書館

2019-01-05 11:17:28 | 本ネタ

村上春樹(むらかみ はるき)

うーーん。。。「おち」がよくわからなかった。

ある一人の少年が、閉館間近の図書館を訪れる。

通い慣れた図書館。でも、その日はいつもと何か違っていた。

図書館の地下に案内された少年は、そこで奇妙な老人と出会う。

老人の言われるがままある部屋に入ると、少年はそこに閉じ込められ

本を読みその内容を覚えることを強要される。。。

少年は一体どうなる!?。。。

と、ここまではよかったが

ラストの展開の意味が私は、いま一つ理解できなかった。

この本は一体、何を訴えたかったのだろうか。

ひとりぼっちになった少年は、どうなったのだろうか。

読み終わったけれど、続きが気になる本だった。

 



変身

2019-01-05 11:15:42 | 本ネタ

東野圭吾 (ひがしの けいご)

ある事件に巻き込まれ、重症となった主人公「成瀬純一」

彼は、世界初の脳移植手術をうけた。

手術は一見成功したかにみえた・・・が

自分であって、自分ではない「自我」が出現した時

人間は元の自分を取り戻すために、何が出来るのだろう。

成瀬純一が出した結果。

彼が出した結論を思うと、手術によって生き延びた歳月は

彼にとってどういう日々だったのか・・・

物悲しい気持ちにさせられる1冊だった。