モンゴルの日本語教育機関

日本へ向けて、モンゴルの日本語教育事情、特に、教育機関について発信していきます。

84番学校のインターネット交流会

2006年03月06日 | 初等・中等教育
84番学校に派遣されているI先生が「日本とテレビ会議で交流会をやるんですよ」とおっしゃっていたので、のぞかせてもらいました。

いやーそれにしてもすごいですねー。モンゴルと日本で、日本海やら中間人民共和国とかを全部飛び越えて「はないちもんめ」やっちゃうんですから。

私がこの国に初めて来たときは「インターネット」なんていう言葉は知りませんでしたし、自宅には電話すらありませんでした。いい時代になったものです。

ただし、これはI先生が日本人で、しかも日本の公教育で先生をしていたからこそ実現できた企画で、まだまだモンゴルには日本人は見たこともないというような子供たちが多く日本語を学んでいるのは事実です。

写真は、モンゴル側がクイズを出題して、日本側が答えているところです。
素晴らしいのは、「モンゴルで一番高い山は?」といったような一般的な内容ではなく「私たちのクラスで一番~なのは誰?」というような、非常に身近な問題が出されているところです。こういうことができるのも、インターネット交流会のずっと以前からモンゴル側と日本側で長く文通が続けられていて、お互いのことが分かっているからなんですね。