へたれ日記

へたれな日常

ゲキシネ

2008-10-30 18:48:09 | 映画
姉に誘われてゲキシネを見る。
演目は『朧の森にすむ鬼』。
演劇を見ているのでもなく、映画を見るのでもない不思議な空間でした。
時間も休憩を挟んで、3時間半近くあります。

しかし、劇団☆新感線って派手だね。エンターテイメントって感じ。
せりふをしゃべっていない時間もずっと、歌や踊りが入ってる。
やたら血を吐いて死んだり、テンションがず~っと高いお芝居なので
楽しいけどちょっと疲れる。
バレエのようなヒーリング効果はありません。

主演は市川染五郎。
とっても悪い役なんですが、すごい似合ってました。
最初は小悪党って感じなんですが、だんだん怖いくらいの残忍な顔になっていく。
しかも身のこなしが綺麗なので殺陣も決まる。
声も迫力があって、申し分なかったです。

あとは安部サダヲ
この人は大好きなんだよな~。何をやっても同じって言えば同じなんだけど
やっぱり面白い。
この人はコケにされてナンボみたいなところがありますね。

真木よう子もかっこよかった。
もちろん、あとの新感線の役者さんたちも良かったです。
まあ、でも元気があるときに見たい感じではありました。

たぶん、余白が欲しかったのだと思う。
余白のない芝居で、こちらの感じ方まで決められてしまうような
感じに疲れちゃうのだと思った。

最近はとくにバレエばっかし見てるのでそう思うのかも。



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