へたれ日記

へたれな日常

パリオペラ座バレエ 椿姫

2014-03-23 07:38:52 | 劇場通い
パリ・オペラ座バレエ団 日本公演
「椿姫」
プロローグ付 全3幕

アレクサンドル・デュマ・フィスの小説に基づく

音楽:フレデリック・ショパン
振付・演出:ジョン・ノイマイヤー(1978年)
美術・衣装:ユルゲン・ローゼ
照明:ロルフ・ヴァルター

2006年6月20日パリ・オペラ座初演

◆主な配役◆

マルグリット:オレリー・デュポン
アルマン:エルヴェ・モロー
デュヴァル氏(アルマンの父):ミカエル・ドナール(ゲスト・エトワール)

マノン・レスコー:ローラ・エッケ
デ・グリュー:ヴァンサン・シャイエ

プリュダンス:サブリナ・マレム
ガストン:クリストフ・デュケンヌ
オランプ:レオノール・ボラック
公爵:ローラン・ノヴィ
N伯爵:シモン・ヴァラストロ
ナニーナ(マルグリットの侍女):クリスティーヌ・ペルツェー

演奏:東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団
指揮:ジェームズ・タグル
ピアノ:エマニュエル・ストロセール、フレデリック・ヴェス=クニテール


オレリーとモローで見れて良かった(^o^) 他のキャストもすごく良かった。
オレリーがカーテンコールの度、泣き顔になっちゃって、こっちもボロボロでした。
日本に来てくれてありがとう。
今日は白のパドドゥから泣けて仕方なかったよ

モローも良かった。ぴったりだったし、きっちり踊っていて美しかった
上っ面にならない演技で、3幕は鬼気迫る感じだったよう(T^T)

一幕は、実はこんな大変な振付だったっけ?って思って
(前回見たのがハンブルクバレエだったし、サーシャだったからさー)
期待しすぎだったかなあって思ったんだけど。

もう、2幕からは引き込まれて、素晴らしかった。オペラ座ならではのキラキラ感もあり、二人が立ってるだけで泣ける。 
お父さん役がドナールだったのも良かった。
あそこのマルグリットの静かな悲しみがじわじわ染みてきて、お父さんのいたわりにも泣けたよ。

最初、アルマンの父が彼女の手にキスをするのを拒むんだけど、話して彼女に対して尊敬といたわりの念が起きて、
最後に手にキスして去っていくのがねえ、手に取るようにわかったの

ハンブルクバレエの方がまとまってたといえばまとまってたけど、2幕3幕はこっちのが好きだったな。
ガストンのデュケンヌもプリュダンスもマノンを踊ったエケも良かったなあ。

でも、ひさしぶりに椿姫みたけど、この振付、鬼やね。すごい飛び跳ねたソロのあと、
頭の上に女性持ち上げるリフトとか(^o^;  そのあと、身体に沿わせてゆーっくり降ろすとか・・。

ノイマイヤーさんが若い頃作ったからか、作品も荒削りな気がする。 実力のないカンパニーでは魅せるのが難しいと思ったよ


今日は沢山の人と会えて楽しかったです。5年前一緒にパリにバレエ見に行った友達にも久しぶりに会えて良かった。
すごいカバンが頂いたスイーツで一杯です(^_^)


ソワレ見た友達によるとマチュー×イザベラ組も良かったって。、
枯れていく彼女に対して、 マチューの世間知らずな雰囲気と美貌が残酷だったって

オレリーもこれでパリオペのエトワールとしては見納めか。寂しいなあ

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