「自分に正直にいこう!」

今日はどんな日?!

患者は頑張っているんだ!

2006年04月06日 21時51分43秒 | 健康
4/4 はで2つものがん患者を描いたドラマがあった。
ともに実話をもとに製作されたドラマ。

1つは「たくさんの愛をありがとう・・・」
桃井かおり主演。スクールカウンセラーとして悩みを抱える生徒達を救おうと尽力した女性がユーイング肉腫にかかり、余命1年を宣告される。化学療法、放射線療法に耐え、挙句の果てには大腿から下の下肢を切断。しかし、リハビリを頑張る姿。

もう1つは「さいごの約束・・・」
舘ひろし主演。作り酒屋の主人が癌で倒れ、手術の結果一度は寛解、しかし、肝臓に再発。化学療法をする。
妻は主人を支え、新酒を造ることを決意

同じ時間帯で、どちらも少しずつしか見られなかったが、内容はほぼ一緒
つまり、癌で闘う患者の一生懸命さと、それを支える家族愛。

これらを見て感じたのは、どんな状況にあろうとも患者は頑張っていること

今朝、アナウンサーの池田裕子さんの訃報があった。あの方も癌。

かたちの違い、世に出ているか出ていないかの差、多かれ少なかれ、みんな患者は頑張っているんだと感じた。むろん、わかってはいたがつくづく感じさせられた出来事だった。

このことを医療者はどう受け止めるべきか
頑張っているんだから「頑張れ!」の言葉はいらない。
その頑張りを支えていかなければいけないんだ

昔はタブー視されていた告知。しかし今は日本も難病でも悪性疾患でも告知するのがほとんどである。
さて、告知は簡単だが、その後のフォローが非常に重要になってくる。

難しいね~~