みりんの徒然声

日々、感じたことを日記や詩でお届けします

みりんの徒然声 あじさい寺で途方に暮れて

2016-07-01 16:33:38 | 日記
朝起きる、はやり腫れた目に酷い頭痛。だけど、外は本当、晴れすぎた空で、あたしはふと数日前に新聞に出ていたあじさい寺に行ってみようと思った。青色が好き、一面の青が見たくなった。腫れすぎた目をサングラスをかけて晴れすぎた空の下、車で走ること約40分。あじさい寺は思ったより山で草だらけで獣道ならぬ葉っぱ道だった。蜂も沢山いてあたしはなんでトレッキングシューズを履いて来なかったのか?なんで黒い服を来てきたのか?元スポーツ用品店員のくせに、とまず第一の途方に暮れた。ジリジリ暑くて汗だくになって潤んだ目に汗が流れて涙と混ざる。迷いながらあじさい寺に着くとご年配の方々が沢山いて、サングラスのあたしは酷く浮いていて隅っこに座りこんであじさいを眺めた。あじさいは死んだばあちゃんが大好きな花だ。少ししんみり、そしてここから20分位行けば、たけのいるお店だ、と思い行きたくなって、でもこんな格好でトレッキングしてきたのー?と笑われると思いつつ、だめだー。会ったらまた会いたくなるじゃないか?とまた途方に暮れてパタパタしばらく涙を大地に落としてから帰ってきた。足がすごく痒くなって虫刺されかなあと見ると、前にふと自分で切り裂いた足の傷が痒くなっていて、あああ心の動揺と比例したのかなあとまたまた途方に暮れた。あじさいはきれいだったけど、なんだかどっと疲れてしまった。ああ、会いたいなあ。ちなみにあじさいにカタツムリはついていなかった。そうなのね