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リウマチャーふーこのカリフォルニア暮らし

RAのこと。子育て。アメリカ生活。
そして日々の小さな発見。

アレルギー

2006-09-30 16:48:27 | Kids
今日Allergy Specialistとのアポがあった。1ヵ月前に上の子が64種類ものパッチテストをした結果を聞くためにだ。

ピーナッツアレルギーの上の子。学校にはお弁当を持参しているし、本人もアレルギーのことを理解しているからとりあえずは心配はないのだが、問題は外食。2ヶ月ほど前に中華のバッフェに行って焼飯に反応してしまった。焼飯にピーナッツは入っていないだろう、と他の食品にもアレルギーがあるのかもしれないと思い、パッチテストを依頼したのだ。

結果、食品はピーナッツを含む全てのナッツ。
他にGrass、Dust、Dust Mite(ダニ)、大気の汚染、強い香り、そしてなんと猫!!

家に戻り、早速娘の部屋の掃除機かけとベッドリネンを全て熱いお湯で洗濯した。今までもまめに掃除機をかけてリネンも取り替えていたのだが、これからはもっと強烈にやることにした。だけど頭が痛いのは「ぬいぐるみ」だ!ホントは全部捨ててしまいたい~。でも子供達の気持ちを考えるとね...。

学校から帰った上の娘に、猫アレルギーの結果がでたことを話すと泣き出してしまった。
実家の猫2匹が大好きだからだ。
まだ2歳になる前に実家に3ヶ月ほど居候したことがあるのだが、その時は「ちゃあ」と一緒に寝たりしても大丈夫だったのになあ。

あの猫達が死ぬまで実家には帰れないだろうなあ。う...悲しい...。

アメリカ「食育」事情

2006-09-27 23:29:19 | 暮らし
先週子供達が通う学校の月1のニュースレターを受け取った。そこにここの学校区のNew Policyについて書かれていた。
The policy establishes nutrition guidelines for food available at school with the objectives of promoting student health and reducing childhood obesity.

ようやく来たか。高校ではソーダ類の自動販売機の設置を禁止したり、この前なんて日本のTV番組で、子供の肥満による糖尿病などに対するアメリカの学校の取り組みなんてのを観たりしていたのだが、私の周りでは全くと言ってよいほど「食育」なんて微塵も感じなくて「どこが?」って思っていたのだが。

子供達の小学校では午前中にスナックの時間があるのだが、スナックをヘルシーなものにしましょう、というもの。「甘いスナック禁止令」だ。ご丁寧に裏表紙にヘルシーなスナックの例とヘルシーでないスナックの例が載っていた。それからアメリカの学校では子供のBirthdayに親がカップケーキやらクッキーやらをクラスに持っていってクラスメートとお祝いする、という「行事」があるのだが、これも禁止になった。もし何かDonationしたいのなら食べ物でないもので、本などをクラスに寄付して欲しい、と。うーん、いい感じ。

だって去年なんて、昼休みにPTAがアイスクリームを子供達に売ってFundrasingしていたのだから。ウチは最初の頃はお金を渡さなかったのだが、友達も食べているのに、とせがまれてしょうがなく50セント渡していた。それにクラスルームでもご褒美としてキャンディなんかを先生が渡していたのだから、アメリカって...。これらもなくなるのだと思うとほっとする。

日本のTV番組ではアメリカはいち早く「食育」に対して取り組んでいると報道していて、食についての授業や給食にサラダバーを設置したSan Diegoの小学校などを紹介していたが、身近ではその取り組みを感じ取ることができない。いくらヘルシーなものを、と学校側がいったって、この間Lunch Timeに学校にいったので、他の子のランチの中身をのぞいてみたのだが、チェリーの缶詰(甘いやつ)をZiplock Bagに入れたものやらお粗末なもので、給食にサラダバーっていったってウチの学校にも設置されているが、生野菜を食べればヘルシーってものではないでしょうって感じ。

あまりにも子供の肥満が多いし、それにより病気も心配になるわけだから「食育」と声高になるのは当然の現象。だけれど、子供の食事の場合はまず親を教育しなくてはいけないのではないのかなあ。

Safer Painkiller

2006-09-16 14:42:23 | RA
水曜日の新聞1面に以下の記事が。

Experts say Naproxen doesn't raise heart attack or stroke risk.

Naproxen(こちらでは商品名Aleve)は古くからあるNSAIDで、ジェネリックも出ているから安価だし、薬局で手に入る。
Vioxxの訴訟問題があったりしてNSAIDの安全性がいつも問題になっているが、このReportはJournal of the American Medical Associationに来月発表されるようだ。
Naproxenと胃薬(Acid Reflux Drug)がベストらしい。

とは言え、記事は引き続きFDAのReportに注目するように締めくくっている。
なんたって、あれだけ安全と云われ続けていたTylenolだって肝臓障害が報告されたのだから。

今私はNSAIDは摂っていないけれど、ステロイドを毎朝コーヒーとともに飲んでいるようなもの。先週位からステロイドを胃薬とともに服用し、そしてMilkをいれたコーヒーに変えた(以前はブラック)。だけどやっぱりコーヒー自体をやめなきゃダメかなあ。

Life

2006-09-15 04:40:30 | 思うこと
昨日、私にとってタイムリーな出来事があった。

朝、子供達を学校に送り家に戻りTVをつけると、NHK「生活ほっとモーニング」で郷ひろみの新曲「Life」のプロモーションビデオ作成のエピソードなど放映していた。

男50歳、頑張って生きてきた自分の人生を振り返る。一般公募から同じ50歳の男性が何人かビデオにも登場している。ビデオクリップの中で、それぞれが「人生の宝物」を手に、若かった頃の自分の写真の前に座り、人生を静かに振り返る。

画面に目が釘付けになってしまった。
最近よく自分の「老いていくこと」について考えていたからだ。
ホントに急に身体のいろんなところに「老化」を見つけ、悲しいやらくやしいやら。染めなくては隠せなくなった白髪やパサパサになった髪、そしてあれ程嫌っていた「年齢」を表す手の甲のシミ。おまけに6年前に子供を産んだばかりなのに、すでにプレ更年期かもしれないと思われる症状...。
TVドラマ「ANEGO」を観ては、バリバリと働いていた自分をなつかしく思い出す...。
RAになっていなかったら、こんなに早くこんないやなことにならなかっただろうに!
自分の変化に落胆ばかりする日々だったからだ。

ビデオクリップには、それぞれの人生、頑張ってきた自分、目の前の若い頃の写真と比べ、明らかに髪も顔も変化した50歳の男たち。番組では収録の最後に妻からの「私のためにありがとう。」の言葉が放送され、思わず涙が溢れてしまった。
年をとるって、言葉に優しさと強さが加わるよね。

番組にゲストとして作家の山本一力が出演。
彼は58歳。彼の「人生の宝物」は「名刺」。自分が生きている証だから、と言った。この曲が人生を味付けするもととなるのでは、「お若いもの、捨てたものじゃないだろう。」とコメントしていた。

少し元気を分けてもらった。皆頑張って生きているんだよね。
私の「人生の宝物」はやっぱり子供達としか云えない。この先、もっと私の宝箱に宝物を増やすべく、宝探し頑張ろうっと思った。

さてさて、主役の郷ひろみだが、年をとることに逆らって手術やら注入やら、いろいろとする女性芸能人が多いのに、彼はカッコよく「老けて」いた。自分が若かった頃に活躍していた芸能人の老けぶりを見て、自分の年齢を感じることって私にはよくあることだ。

TVを観てすこし元気をもらった私は子供達を迎えに。昨日は半日だったのでその足でマクドナルドへ行き遊具で子供達を遊ばせていたのだが、そこで隣り合わせに座った80代の中国人の女性と話がはずんだ。
中国でアメリカ人のご主人と結婚し、アメリカに住んで長いので中国語が話せなくなってしまったこと。2年前に58年連れ添ったご主人を亡くし、独り暮らし。いつも今日のように孫の世話をしているとのこと。彼女が若い頃のご主人との写真を見せてくれた。幸せそうな彼女の笑顔はとても美しく輝いていた。心臓を病んでいたご主人は彼女をとても愛していたと語る。彼は自分が亡くなるのを知っていたのよ。私のことをとても心配していたの。主人が亡くなった最初の1年は本当に辛かった。今も“I miss him."
いろんな話をした。自分達の生まれ育った国が恋しいこと。自分勝手なアメリカ人のこと...。

すごく淋しいのだろうなあ、と思った。でもこんなに淋しいなんて、なんて幸せなのだろうとも感じた。だって彼女はご主人と58年も連れ添ったのだ。すぐ結婚してすぐ別れるこのアメリカでなんて素晴しいことだろう。

私は、子供をもっと若く産んでいたら子供達に手がかからなくなって、自分のために何かし始めようと考える時期でもまだ体力、気力もあり何かできるのだろうが、私の場合子供を産むのが遅かったので、気がついたら子供達も手がかからなくなってきたが、自分も体力気力が衰えていて...、なんてタイミングの悪い、と考えていた。
甘えていたのかも。RAのせいにせず、歳のせいにせず、前向きに人生の宝物探しを続けなくては、と考えさせられた一日でした。


おまけ:頑張っている全ての人に贈るバラード、郷ひろみの「Life」のVideo Clipを観たい方はここをクリック。DISCOGRAPHYのLIFEを選択し、右を下までスクロールしてWindows Media Playerをクリック。ここの方がVideoが長く観れます。

School Lunch

2006-09-05 23:51:27 | Kids
8月28日は子供達にとって待ちに待った始業式。
美衣紗は1年生、桃花は2年生になった。

始業時間の10分前に学校に着くが、既に駐車スペースがない。学校から遠く離れた路上も車がいっぱい!初日から遅れるのはいやなので、身障者スペースに駐車する(普段はあまりここには駐車しないようにしているのだが、この日が空いているということは、今年はマークを持っている人が少なそう。)。

アメリカは日本のように入学式やらがないので、初日もあっさりとしたものだが、今年は去年より熱心(?)な親が多いなあと感じた。去年は初日なら教室のなかやらを見れるのかと期待していたのに、子供達が整列して教室へ入っていくと先生が「バーイ。」と外で見守る親達に言ってバタンとドアを閉めた。何もかもが初めての去年にそれを体験したので、ビデオやカメラを持参していた私は拍子抜けしたものだ。が、今年は親達がずかずかと教室へ入っていって先生に質問やらしていたし、私のようにビデオや写真を撮っている親が沢山いた。去年はダンナが不在で、入学手続き等独りでやり、初日は両手いっぱいのSchool Supplyとビデオ撮りで大変だったが、今年は揃って子供達を送り出した。小学校1年生からひとりで登校する日本とは違い、アメリカでは法律で決められているのでまだまだ子供達の送り迎えがあるのだが、下の子が上の子と同じ時間帯になるのでDrop offとPick upだけで済む。前は1日5回も学校へいく日もあった。

既に1週間が過ぎたのだが、2人とも私がリクエストした先生になったので一安心。悩みはランチだ。日本では政府をあげて「食育」に力を入れているようだが、アメリカの学校給食はとーっても貧しい(し、まずそう...)。ピーナッツバターサンドウィッチやらチーズバーガーやらでウチの子供達が食べないアメリカの典型的な給食のメニュー。朝2人分のランチを作って持たせているのだが、サンドウィッチしか持たせるものがない。というのは、上の子が1年生になって沖縄での幼稚園のときのようにおにぎりやら日本のお弁当を持たせたのだが、カフェテリアでクラスメートにそれを「ヤッキー!」とからかわれて以来、「ママ、サンドウィッチにして。」になってしまった。子供の気持ちを考え無理に持たせても仕方ないので、毎日中身を替えたサンドウィッチとチーズやフルーツだけ。沖縄の学校のときは他にもおにぎりやらをもったハーフのクラスメートが何人かいたので、上の子も「他の子と違う」と感じないで良かったのだ。2人とも本当はおにぎりが食べたいのに...。

下の子が3日目に、「今日はおにぎりをもっていく。」というので、「おー、たくましくなってきたのかな。」と大好物の鮭のおにぎりを作って持たせたのだが、案の定ランチボックスから出すこともしなかったようで、迎えにいくとあまりの空腹に超機嫌が悪くて顔が怒ってた。帰り道におにぎりを取り出して食べようとする...!まってまって、それはもう食べられないよ。家に帰ったら作ってあげるからっ!

ふーっ。何か良いアイデアはないかなあ。それにしてもアメリカの給食、ひどいもんです。

(写真は初日にお友達と。下の記事の写真から随分と成長したやんちゃ娘。ピカピカのランドセルがないから、せめてお揃いの服で「特別な日」の気分をだしてみたのですが。)