ダンナが軍を退役して早6ヶ月が経とうとしているが、私たちはまだ米軍基地内の住宅に住んでいる。だから隣人は軍人の家族ばかり。子供たちの学校の親たちも軍人家族だ。
ブッシュ大統領がイラクへの増兵を決めて数ヶ月、ここのところまわりが慌ただしい。先々週は2家族のWelcome Home Partyに行ってきた。イラクでの7ヶ月の任務を終えて帰還した元隣人のご主人と、同じく隣人のご主人。ご主人達が帰還する1週間くらい前になると、家々のポーチや帰宅するまでの道路沿いのフェンスなどに大きな「Welcome Home」「We missed you」などの垂れ幕を沢山見かけるようになる。
ちょうど1年前にウチのダンナも8ヶ月の任務を終えて帰還した。子供たちを連れて迎えにいった夜はとても寒くて小雨まで降ってきて、おまけに到着が2時間ほど遅れたりして、私たちは暖をとりに車に戻って長いあいだ待っていた。さあて、もうすぐ到着する時間、と外に出れば風が強くて子供たちが持っていた「Welcome Home」と書かれた風船は飛んで行っちゃうし。もうすぐもうすぐ、と家族や友人たちは沿道で待ち、そこにバグパイプの音色が響き...、そして花道を装甲車がガガーッとやってきて...、感動のセレモニーだった。スゴイ人だかりなのに、下の子はDaddyを探しに私の手を離して一人で「Daddy!Daddy!」と走り出してしまったり。もう1年も経つのだなあ...。
帰還した人もいれば派遣される人たちもいる。先週ダンナの元部下が発つ前にダンナに会いにきていた。彼は前回ダンナとともにイラクで7ヶ月をともにした人だ。ウチのダンナもリタイアしていなければ今回一緒に派遣されることになっただろう。大好きなお向かいの4人女の子のDaddyも先週発った。まだ1歳にならないBaby Girlを残して...。
いろんな意見は書けないが、軍人の家族はホント大変だ。
そして、リタイアしたウチのダンナにまで、ボーナス32,000㌦だか36,000㌦だか支払うから戻ってこないかなんていう話もあるらしい。戻ってこいということは、イラクへ行ってくれということだろう。ただいま病院勤めのダンナ。たいそう今の仕事が気に入っているらしい。休日のサービス出勤なんて毎週のことだし、先月なんて同じ頃にアプライした他の11,000㌦も給料のいい同じくセラピストの仕事のオファーがきたのに断ってしまったり。リタイアして随分と収入が減った我が家の財布を管理する私はトホホなのだが、相談されたとき「働くのはダンナだものね。」としか言えなかった。だからボーナスをもらったってダンナは軍には戻らないでしょう。今も好きな仕事ができてダンナは幸せものだ。
家族と離れてイラクで頑張っているお父さんたち、無事の帰還を祈っています。
(写真は元隣人とイラクから帰還したご主人。彼らの家でWelcome Home Party。お揃いのTシャツは彼女のお手製。)
ブッシュ大統領がイラクへの増兵を決めて数ヶ月、ここのところまわりが慌ただしい。先々週は2家族のWelcome Home Partyに行ってきた。イラクでの7ヶ月の任務を終えて帰還した元隣人のご主人と、同じく隣人のご主人。ご主人達が帰還する1週間くらい前になると、家々のポーチや帰宅するまでの道路沿いのフェンスなどに大きな「Welcome Home」「We missed you」などの垂れ幕を沢山見かけるようになる。
ちょうど1年前にウチのダンナも8ヶ月の任務を終えて帰還した。子供たちを連れて迎えにいった夜はとても寒くて小雨まで降ってきて、おまけに到着が2時間ほど遅れたりして、私たちは暖をとりに車に戻って長いあいだ待っていた。さあて、もうすぐ到着する時間、と外に出れば風が強くて子供たちが持っていた「Welcome Home」と書かれた風船は飛んで行っちゃうし。もうすぐもうすぐ、と家族や友人たちは沿道で待ち、そこにバグパイプの音色が響き...、そして花道を装甲車がガガーッとやってきて...、感動のセレモニーだった。スゴイ人だかりなのに、下の子はDaddyを探しに私の手を離して一人で「Daddy!Daddy!」と走り出してしまったり。もう1年も経つのだなあ...。
帰還した人もいれば派遣される人たちもいる。先週ダンナの元部下が発つ前にダンナに会いにきていた。彼は前回ダンナとともにイラクで7ヶ月をともにした人だ。ウチのダンナもリタイアしていなければ今回一緒に派遣されることになっただろう。大好きなお向かいの4人女の子のDaddyも先週発った。まだ1歳にならないBaby Girlを残して...。
いろんな意見は書けないが、軍人の家族はホント大変だ。
そして、リタイアしたウチのダンナにまで、ボーナス32,000㌦だか36,000㌦だか支払うから戻ってこないかなんていう話もあるらしい。戻ってこいということは、イラクへ行ってくれということだろう。ただいま病院勤めのダンナ。たいそう今の仕事が気に入っているらしい。休日のサービス出勤なんて毎週のことだし、先月なんて同じ頃にアプライした他の11,000㌦も給料のいい同じくセラピストの仕事のオファーがきたのに断ってしまったり。リタイアして随分と収入が減った我が家の財布を管理する私はトホホなのだが、相談されたとき「働くのはダンナだものね。」としか言えなかった。だからボーナスをもらったってダンナは軍には戻らないでしょう。今も好きな仕事ができてダンナは幸せものだ。
家族と離れてイラクで頑張っているお父さんたち、無事の帰還を祈っています。
(写真は元隣人とイラクから帰還したご主人。彼らの家でWelcome Home Party。お揃いのTシャツは彼女のお手製。)