無題

ずっと夢見て来たこと
いつか本当になるといいね
今の君ならきっと実現できるよ

そんな私の言葉に
笑顔を見せてくれた君に
改めて誓うよ　君に負けないこと

無題

生まれ変わるというのは
本当に少しの勇気で
手に入れることができるかもしれない

生きている限り
いつも楽しいことばかりではない
少しでも先に進む強さになるなら

無題

事を収束させようと
動いた人たちもいたけれど
他人(ひと)の話など聞く耳を
持たない輩には通じない

常識なんて　きっとそこには
存在していないだろう
何と言っても自分たちが
ルールだと思ってるのだから

無題

言ってしまえばいいじゃないと
簡単に言ってくれるけれど
それでわかるような相手だったら
既に話はついている

裏と表の顔を使い分けて
上手く振る舞う奴らに
誰も成す術がないままに
時を重ねて来てしまった

無題

何も言葉にできないまま
溢れる涙
嬉しいはずなのに

“馬鹿だなあ”
笑顔のあなたが私を見つめる
唇が重なる

無題

こんなにそばに感じるなんて
思わなかった
“ねえ　信じていいの？”

返事はないけど
あなたの抱き締める力が
ますます強くなる

無題

“愛してる”
耳元で囁くあなたの声に
思わず目を閉じた

そんな言葉
今までなら考えられなかった
あなたの優しい声