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干物女のトホホな日々

上京して16年。二代目ロシアンブルー(13才、元オス)と、東京下町で二人暮らし中。

「美丘」石田衣良

2009年11月03日 | レビュー
飛び石連休の火曜日、外は寒いけどマンション造りのおうちはぬくぬく
猫とベッドでごろごろしながら読書タイム


久しぶりに手に取った石田衣良センセイ
IWGPシリーズが増えすぎて、ちょっと躊躇していたので

この本は独立モノ
タイトルから北海道が舞台の小説かと思って図書館で借りてみたんだけど

「美丘(みおか)」はこの小説のヒロインでした
奔放で、芯がある、とっても魅力的な女の子

知的で、ちょっと冷めた主人公の男の子も、めちゃめちゃわたし好み
大学の同級生たちもそれぞれ個性がしっかりしてる
中盤からは特に、先が気になってしまって、大事に読みたいのに読み進めずにはいられなかった


ひとつだけ気になったこと
彼女の口から「ショーツ」という単語が出てきたのには違和感
(言わないだろ、「ショーツ」。パンツでいいんじゃない?担当編集者は男性だな、きっと)


そういえば、「世界の中心で愛を叫ぶ」って本があったな